子供の将来のためにやっておきたい事を7つまとめてみた!歯並びを良くする、英語教育など
子供の将来のためにやっておきたい事を7つまとめてみた!歯並びを良くする、英語教育など
現代は、子供を取り巻く環境がどんどん変わってきています。
それでも、どんな状況でも我が子には幸せになって欲しいというのが、親の願いですよね。
では、子供の将来を考えて、子供が幼いうちに親としてやっておきたいことは何でしょうか?
恐らくたくさんあると思いますが、ここでは特に7つ取り上げて、お伝えしていきます。
子供の将来のためにやっておきたいこと7つ
①スキンシップ
子供がうんと小さいうちにやっておきたいことの最も大きなポイントは、スキンシップです。
赤ちゃんの時から、抱っこやおんぶ、ハグやくすぐり合いっこ、添い寝などをして、充分に肌と肌とをくっつけてコミュニケーションすることは、子供の心理的な発達に欠かせません。
子供は、親の肌の温かみから愛情を感じることで、自分と親への信頼感を育てていくのです。
ところが、スキンシップが少ないと、子供は親の愛情を感じることができず、「自分は愛される価値のない人間だ」と思ってしまうことがあります。
そうすると、「自分は生きていていいんだ、自分は大切な存在なんだ」と思える自己肯定感が育たず、成長してから生きづらさを抱いてしまうようになります。
幼い時に親や身近な人とのスキンシップによって、自己肯定感と信頼関係がしっかりと育った子供は、その後の人生でつらいことがあっても、自分の力で乗り越えていくことが出来るようになるのです。
また、スキンシップを多くとると、「オキシトシン」という愛情ホルモンが分泌されます。
オキシトシンがたくさん出ると、記憶力や集中力が高まる効果や、ストレスに強くなる効果があると言われています。
子供の発達に欠かせないスキンシップは、親としてまずやっておきたいことですね。
②歯科矯正
歯科矯正も、子供のうちにしかできないことで、その後の子供の人生に大きな影響を与えることです。
子供の将来の歯並びは、実は乳歯列期にある程度見極めることができます。
乳歯列期とは、最後に生える乳歯・第二乳臼歯が生えて、嚙み合わせが出来上がる3歳ごろから、永久歯への生え変わりが始まる6歳ごろまでの期間を言います。
乳歯列期には、歯と歯の間に空隙が見られるのが特徴です。
上顎の乳犬歯の近心、下顎の乳犬歯の遠心に「雲長空隙」という隙間が生理的に見られるのです。
この雲長空隙が適度にあることにより、子供の歯から大人の歯に生え変わる時期に、スムーズに歯が入れ替わっていきます。
さらに、乳歯より大きい永久歯が生えてくるまでの間に歯を受け入れる顎は大きくなり、これによって歯と歯の隙間が広がり、発育空隙と呼ばれる空隙が生じます。
これらの空隙がきちんとない場合は、将来の歯並びに大きく影響することになり、ひいては身体の正常な発達にまで影響してくるため、歯科矯正が必要になってくるのです。
また、歯並びが悪いと、嚙む力にも影響し、好き嫌いを助長させることにもなります。
お子様の霊長空隙・発育空隙がきちんとあるかをチェックしてみてください。
引用元:さくま歯科クリニック「乳歯列期にわかる将来の子どもの歯並び」
③絵本の読み聞かせ
国語力は、全ての学力の基礎となるもので、とても重要な力です。
この力は何によって育つかというと、読書に他なりません。
そこで、赤ちゃんのうちから絵本の読み聞かせをして、読書に慣れさせておくことが大切です。
抱っこや添い寝しての読み聞かせは、スキンシップにもなります。
親の優しい声で物語の世界にいざなわれ、安心してその世界で遊べることは、子供の想像力を高め、読解力の基礎を形作ります。
すると、自分で文字を読めるようになってからは、自分から読書するようになり、語彙力や文法力が自然とついてきますし、漢字も自然と読めるようになります。
また、耳からの情報と、目からの情報を統合する力もつき、情報処理能力が飛躍的に向上します。
④英語教育
英語の発音を正しく聞き分けできて、ネイティブのように発音できる限度(臨界期)は、9~10歳ごろだと言われています。
幼い頃は、英語の微妙な発音を難なく聞き分けることができ、聞こえた音をそのまま発音できるのです。
したがって、幼い頃に英語の正確な発音をたくさん聞かせることが重要です。
そのためには、テレビ番組やインターネットを活用し、英語の歌や英語の絵本の朗読などを毎日浴びるように聞かせるのが効果的です。
子供は英語環境さえあれば、自然と英語を覚えてしまうので、幼い頃から英語に慣れさせるようにしましょう。
⑤習字・硬筆
親が子供にやらせたい習い事の最上位は習字だそうです。字が綺麗で損をすることは絶対にありません。
むしろ、自分が字が汚くて苦労した経験のある方の方が多いのではないでしょうか。
パソコン全盛の時代とはいえ、手書きの文字を書く機会はまだまだたくさんあります。
幼い頃に習字を習わせておけば、一生字が綺麗でいられるので、ぜひ幼いうちに習わせてあげましょう。
⑥音楽
人間の耳は、3歳~7歳までに急激に発達し、完成します。それ以降の成長は横ばいで、むしろ衰えていく一方です。
したがって、7歳までの時期にトレーニングしないと、絶対音感は身につきません。
絶対音感は、一度身についたら大人になっても継続して利用可能な能力なので、できるだけ早い時期からトレーニングを始めることが重要です。
絶対音感があるのとないのとでは、音楽の楽しみ方から日常生活まで随分と違ったものになり、あれば人生の幅が広がることは間違いないでしょう。
⑦自然との触れ合い
幼いうちは、周囲のものを五感で感じとる感性がとても豊かです。
そのため、この時期にしっかりと自然と触れ合う遊びなどをして、感性を磨くことが大切です。
近所の公園などでも、砂場で遊んだり、水溜まりや泥に裸足で入ったり、落ち葉を拾ったり、虫捕りをしたりと、できることはたくさんあります。
時には、思い切って山や海へキャンプに行くのも良いでしょう。
山登りや、川遊び、海水浴など、身体全体を使って自然の中で遊ぶことは、心身の発達に大きく影響します。
また、自分で火をおこしたり、料理をしたり、テントで泊まるなどの経験も、生きる力に繋がり、たくましさを得ることができるでしょう。
自然から感じ取れるものは、幼いうちほど多いものです。
都会に住んでいても、できるだけ多く自然に触れさせるようにしましょう。
子供の幼児期は一度きり。後悔しないようにしましょう!
子供が大きくなってから、「あれをやっておけばよかった」と後悔しても、二度と取り返しはつきません。
親として子供の将来を真剣に考え、必要だと思われることはどんどんやらせるようにしましょう。
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