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岸田首相の愚行/冷静に見るとアメリカのおかしさがわかる

岸田首相の愚行/冷静に見るとアメリカのおかしさがわかる


岸田首相の愚かな行為

首相、前中国大使の離任面会断る | ロイター (reuters.com)

日本政府が2月末に帰国した中国の孔鉉佑前駐日大使からの岸田文雄首相に対する離任あいさつの申請を断っていたことが25日分かった。
2023.03.25 ロイター

こんなの、礼儀知らずの愚行としかいいようがありません。好き嫌いでやることではなく、一種の礼儀でもあります。

それに、中国との関係を悪化させたところで、日本に何のメリットがあるというのでしょう?むしろ中国ともいい関係を築く努力をすべきではないでしょうか。経済パートナーであり、そして隣国でもあるのですから。

SNSで、どなたかが「岸田首相はゼレンスキーがうらやましいんじゃないのか?日本もウクライナのように侵略されて、それに立ち向かった首相として称賛されたいのかもしれない」のようなことをおっしゃられていましたが、もしかしたらそうかもしれません。

ですが。

中国は日本を侵略してきていない経済パートナーです。
アメリカは日本を侵略しまくっている経済パートナーです。(米軍基地、住宅街の上でも低空飛行できる、治外法権等)

さらに、今となっては輸入出の取引率も、中国とは25%、アメリカとは14%。中国にかなり依存している状態になっています。

それにもかかわらず、中国を敵に回そうとする行為を平気でする首相。どう考えても「日本国民を守る気」等全くないことがわかるのではないでしょうか。


ちなみに、福田元首相がこのようにおっしゃっていたようです。「日本の首相として中国脅威論を言わない人はない」と。

では、首相を辞めた今もそう思うのか?という問いに対しては、「(首相を)辞めた後まで中国脅威論を唱える馬鹿はいない」と答えたそうです。


結局は政治パフォーマンスだということです。そしてなぜ自民党はこのようなパフォーマンスをするのか?ということ、「国民をだまして支持を得るため」です。仮想敵を作り脅威を煽って「自民党に入れないともっと危ないことになりますよー」とするために。


つまり、自民党は国民をだませると馬鹿にしているということです(これは中国脅威論に限らず、あらゆる面でそうですけどね)


日本を滅ぼすのは中国でも北朝鮮でもありません。国民を守ることよりも、アメリカの言いなりになることで得られる既得権益を優先したい自民党政権(主に世襲議員)と、竹中平蔵を中心とした中抜き業界(維新含む)でしょう。

そして「自民党に入れる」「選挙に行かないor白票」という行為を取る私たちが日本を滅ぼしていくのです。

アメリカでも、自国のおかしさに気づいている人はいる

Imagine If China Did To The US What The US Is Doing To China – Caitlin Johnstone

台湾を中国から助けるべきだと、中国の脅威を煽るような話に対する反論です。箇条書きにて内容を紹介します。

■米軍の行動を正当化している人たちの言い分

  • 習近平国家主席は太平洋の支配を望んでいる
  • だから中国を止めなければ、中国がアメリカを包囲するはずだ

■反論、疑問

  • 下記の画像を見てください。これは、中国がアメリカを包囲するだろうと言っている人たちが作った画像です。(※実際は動画ですが、ここでは画像として引用したので、画像と書きました)

  • この画像を見てもなお、本当の侵略者が誰なのか理解できないということは、あなたの脳みそがスープでできているということなのだろう
  • 攻撃的に動いているのはアメリカの方だ
  • 中国は防衛的に動いているに過ぎない
  • もし、逆に中国がこのような行動をとったらアメリカはどうしているか想像してみなさい
  • アメリカはすぐに中国を攻撃し、戦争を始めるだろう
  • 中国は小さな勢力圏(自国に関する主張)をしているだけ
  • それに対してアメリカ至上主義者が、メロドラマ的に大げさに嘆いているだけ
  • アメリカ至上主義者が、他の国の行為に絶えずケチをつけるのはナンセンスだ

 

  • もし本当に平和を望むなら、終わりのない戦争をやめることだ
  • もし、中国の台湾に対する行為に対して心の底から反対するのならば、まずはアメリカが他の国よりもひどく主張しているこの行為をやめなさい。
  • 選挙妨害、スパイ活動、プロパガンダなどの撲滅を心から望むなら、世界最悪の加害者であることをやめなさい。
  • 世界大戦を心から望んでいないのなら、世界大戦への加速を止めなさい。
  • しかし、実はアメリカ至上主義者は世界平和を望んでいません。彼らが望んでいるのは、権力と世界的支配です

あとがき

なお、アメリカは世界各地で戦争を起こさせても、それでも「アメリカ本土は戦地にならない」ようにしています。そして、今はまさに、日本列島を戦地として使い捨てするつもりの準備を進めているのです。

そう、もし、本当にアメリカと中国が戦争となった場合、戦地は日本列島になります。だって米軍基地が日本にあるのですから。ミサイルが日本から中国に撃ち込まれるですから。

だったら、中国からの反撃は、どう考えても「まずは日本」に向かいますよね?

 

自民党を支持している人たちは、選挙に行かない人たちは、そのことをどれだけ理解しているのでしょう?

 

「(首相を)辞めた後まで中国脅威論を唱える馬鹿はいない」。

この意味を。


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