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「愛」とか「心」とか

「愛」とか「心」とか


先日、福祉事業者さんのお話を伺う機会がありました。

「大切にされていることは何ですか?」とお尋ねすると、

「愛です。」とキッパリ。



情に厚く、豪快・愉快で涙もろいその男性が運営される事業所には、明るい「気」が満ち溢れていました。

想定外のウェルカムムードで奥へと案内され、インタビュー中に階下の作業ルームから笑い声が聞こえることもしばしば。

「どうやってこの人たちを喜ばせようか?」ということばかりを考えて仕事に取り組んでおられるとのことで、

利用者さんとスタッフさんの両方に対して、しっかりと心を寄せておられることが手に取るように伝わってきました。

それが事業所の皆さんに「スピリッツ」として浸透しているとも感じました。



たまに「福祉事業所のやり方を教えていただけませんか?」と、他業種から進出してくる方もおられるそうですが、

大抵の場合はすぐに立ち行かなくなることが多いそうです。

理由を尋ねると、「お金儲けのことしか考えていないから」とのこと。

障がいや難病、心の傷を持つ利用者さんのお顔がお金にしか見えず、それぞれが抱えるバックグラウンドや今の心の状態に目を向けることが疎かになっているのだそう。

そんな苦々しい話を伺って、「このお仕事は、心ある人こそが携わるべきこと」という思いを強くしました。

ベースに愛が無ければ長く続けることはできないとも思いました。



「愛」とか「心」というワードには手垢が付きすぎて、使い古された感がなくもありません。

しかし、物事を行うための考え方の大前提として欠かすことのできない概念だと思います。

どんなに暑苦しかろうと、くすぐったかろうと、根底に相手を敬う気持ちがあってこそ、物事は成立し続いていくのだと感じました。



やっぱり愛なんだよなー、愛!(←暑っ!!)

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