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2004年5月10日 「 Winnyの開発者が京都府警に逮捕」

2004年5月10日 「 Winnyの開発者が京都府警に逮捕」


2002年、日本のコンピューターエンジニアである金子勇氏は、Peer to Peer(P2P)技術を応用したファイル共有ソフトウェア「Winny」を開発しました。Winnyは、インターネット上でファイルを共有することができ、Winnyを利用することで、音楽、映画、ゲームなど、多くのデータを無料で入手できるようになりました。


Winnyの人気は急速に高まり、2003年には、1日あたりのダウンロード数が400万件にも達するほどでした。しかし、Winnyは、著作権を侵害する目的で利用されることが多くなり、著作権保護団体からの批判を浴びるようになりました。


Winnyが問題になったのは、利用者による著作権侵害だけではありません。Winnyを利用することで、ウイルスやスパイウェアが送り込まれることもあり、個人情報や機密情報が漏洩することもありました。また、児童ポルノがWinnyを通じて広まることも懸念されました。さらに、Winnyを利用することで大量のデータがやりとりされるため、インターネット回線が過負荷になることもありました。


これらの問題が顕在化したため、2004年5月10日、京都府警は、Winnyの開発者である金子勇氏を著作権法違反の容疑で逮捕しました。金子氏は、Winnyを開発することによって、著作権法違反が行われたことを認めていました。この事件は、Winnyをめぐる問題を大きく取り上げることになり、ファイル共有ソフトウェアの問題を国民に知らしめることになりました。また、Winnyをめぐる議論は、日本における著作権保護のあり方を問う議論のきっかけにもなりました。


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