メイン画像

「STOP!インボイス」団体もまた、自民党に騙されるのか

「STOP!インボイス」団体もまた、自民党に騙されるのか


インボイス制度は中止(そして二度と検討するなやろうとするなこんなもん)という代物です。で、その中止を訴えてくれている団体がありまして、その名も「STOP!インボイス」といいます。

その人たちが本日、このようなツイートをしました。



……いやいや……。

もうすぐ4月、地方統一選挙の日が近づいていますからね、そのパフォーマンスでしょう。今までの自民党と同じ行動でしょうに、なんでこうも騙されて、自民党をアピールしてしまうのでしょうか。

しかもですね、「インボイス制度中止」ではなくて「延期」なんですよ、提言に盛り込むって言っているのは。

実際、積極財政議連の提言PDFがあるので見てみましょう。該当箇所はURLの下にスクショとして載せています。

物価高騰、賃上げ対策としての経世済民を求める決議.PDF

ね、「延期」って書いてあるでしょう。
これ、選挙が終わったら間違いなく、実行しますよ。ちょろっとだけ延期は本当にしてくれるかもしれませんが、絶対に中止にすることはないです。というより「中止」は頭にないですよね、この人たちも。

だからこうして「延期」という言葉を使っているわけですから。

ちなみにこの積極財政議連、自民党の議員で設立されているので、結局は「自民党」なんですよ。

もちろん「自民党」といっても、もしかしたら中にもまともな人はいるのでしょう。このインボイス制度は本当に中止にした方がいいと考えている議員もいるかもしれません。

でも、ではなぜ、表立って言わないのでしょうか?

 

だってそうじゃなかったら、「与党だけどこれは…」と思っている自民党も、国会でインボイス制度には反対だと、野党と一緒に言ってくれてもいいはずですし、そもそも止められるはずですよね。今すぐにでも。だって与党なんだから。

 

でもそうはせず、そして「今、このタイミングで」この発言をしたというのは、そしてインボイス制度に限らず「国民の負担支援」なんて言っているところからしても、「選挙対策」でしょう。

(この団体、マッチポンプにしか見えなくなってきました)

 

うーん、どうしてこうも何回もたやすく騙されてしまうのでしょうか。

 


アカウントを作成 して、もっと沢山の記事を読みませんか?


この記事が気に入ったら ぴくと さんを応援しませんか?
メッセージを添えてチップを送ることができます。


この記事にコメントをしてみませんか?


政治的・社会的な事の備忘録。

おすすめの記事