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#26 内職の思い出

#26 内職の思い出


ほぼ毎日、求職情報メールをチェックして、ほぼ毎日、どこかのエージェントに登録したり、レジュメを送るようになりました。

メールが送信されたことの確認メールが自動で戻ってきます。


あふれるような求職情報メールと確認メールの中で、そういう事と全く関係がない「自分あてのメール」がくると、本当に嬉しくなります。

タイミングによっては、何だか泣きたくなるくらい。

テンプレじゃないメッセージ。



技術の進歩は目覚ましくて、いろんな職業に変化をもたらしていると思います。
機械化や自動化で無くなった仕事は、きっとたくさんあって。

小さい頃、郵便局でスタンプを押したいと思っていたけど、もうとっくに、手では押していないのでしょうか。


これからは更に、人工知能。
疲れない能。優秀な能。落ち込まない能。最高に賢くて効率的な能。


以前、AIが書いた小説がベストセラーになったというニュースも見たことがあります。
せめて・・・「芸術」は残しておいてほしいなーなんてぼんやりと思いました。
私自身は小説家とか画家志望ではないですが、それでも。
そこだけは、AIいらなくないかなって。


AIや機械に勝てるのか?と言われたら白旗だけど、機械的な作業は実は好きな方です。

昔、母が内職をしていました。私はその作業のお手伝いが大好きでした。
色々とありましたが例えば、メモパッドのようなものを、5色そろえて袋に入れたりします。

母の友だちの奥様たちが何人かいて、皆で役割を分担します。
黄色を必要枚数ごとに分ける人、ピンク、赤、青、緑と同じく。
分けられたものを1束ずつとって、まとめて袋に入れる人。
テープでとめる人。
それを決められた束でまとめて数える人。

流れ作業をする、ミニミニ工場が居間にできあがります。

和気あいあいと、皆で時々おしゃべりしながら、でも手は動かします。
やっていると段々、超速でできるようになってきて、自分が機械になったみたいで、優秀になったみたいでとても楽しかったです。
笑い声に、休憩時間はアイスカフェオレとお菓子。
今思えば夢のような職場。笑。


そんな仕事、ないかー。
ていうか私も、機械みたいに優秀になりたいって思っちゃうんだから、矛盾してるなぁ。

機械やAIがうらめしくもあり、憧れでもあり★。


内職をしていた頃に母がよく歌っていた歌の歌詞が、何となくですが、人類が発展していくことへの皮肉?みたいに思えて(あっているかな?)、今日の偶然に笑ってしまいました。



人工知能で救われる病気や命や産業も絶対にあると思うので、発展を否定するつもりはないのですけどネ。

効率的なメールがバンバン届くと、置いてけぼりをくらっている気分になって、人の気配を感じられなくなって、ピテカンドロプスになっちゃいそうなんですー。

今日も日記を読んでくださってありがとうございます!


アイキャッチ画像は
Анна КуликоваによるPixabayからの画像​

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最近リストラされた40代です。復活への記録になりますようにー。
どうにかお仕事をもらえて、しばらく投稿をお休みします。

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