ライターとクリップ
ライターとクリップ
お盆の買い物をしていて、思い出したことがあります。
確か小学生くらいだったと思うので、今から40年くらい前の記憶でうろ覚えなのですが、誰かの法事だったか、住職にお経をあげてもらうために親戚が集まってお墓に行きました。
ろうそくをつけるためにおじさんがライターを使おうとすると、お坊さんが、
「そんなもんは仏様に失礼だ!」
と怒鳴ったのです。
その日マッチを持っている人がいなくて、今のようにどこにでもコンビニがあるわけでもなく、大人たちがあたふたしていたのがあわれに思い出されます。
結局、しばらくして1人のおじさんが新聞紙に火をつけてきて、それでお線香に火を付けました。
何故思い出したかというと、お盆が近づいて、あちこちでチャッカマンが売っていたからです。
今の若い方は、この住職の台詞を聞いてどう思うのでしょうか?
タイムマシンがあったら、あの日に戻ってあのお坊さんに、将来みんなこれを使うようになりますよ! とチャッカマンを目の前に突きつけたいです。
ちょっと話は飛びますが、これ関連して思い出したのが、職場での体験です。
印刷会社で働いていた時、校正してもらうゲラをかわいいクリップで挟んで上司に渡しました。すると、帰ってきた上司から
「こんなのは、仕事で使うもんじゃないから!」
とすごく怒られました。
20代の時なので、これまた30年近く前なのですが、表面上しおらしく謝りましたが、正直私は
(えーっ、頭かったーい!!)
って思ってました。
今、在宅ワークをしていると、仕事のやりとりでも絵文字を使ったりしていますが、使うかどうかすごく迷います。
今の若い方は、こんなの仕事の文章に使うもんじゃないって言われたらどう思うのでしょうか?(#^^#)
新しい物って受け入れられるの時間がかかるものですが、いいものは残っていき、生活に溶け込んでいきますね。YouTubeなんかも、最初はテレビの世界の人がバカにしてる感があった気がしますが、今やテレビ界も席巻していますもんね。
このTOPVIEWもやがてSNSの主流になるかもしれませんね。
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