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仕事が途切れたときにライターがするべきこと③仕事を作る

仕事が途切れたときにライターがするべきこと③仕事を作る


はじめに

どんな売れっ子ライターでもふと仕事が途切れてしまう瞬間はあるものです。
そんなとき、ただ遊びほうけるか、次の仕事のために虎視眈々と動くかで、ライターの価値や寿命が変わってきます。
このシリーズでは仕事が途切れたときにライターがしておくべきことについてまとめています。
 
①仕事の準備(リンク)
②仕事を取りに行く(リンク)
③仕事を作る←この記事
 
今回は③仕事を作る、です。
仕事を作るってどういうこと? と思いますよね。
ライターって、書くことを依頼されて、書いたものを納品するのがメインの仕事ですから。
でも、文章を書いてお金を貰うって、誰かに依頼されないとできない、なんてことはありません。文章をどうやってお金に換えるか、いろいろな方法を考えてみましょう。
 

仕事が途切れたときにライターがするべきこと③仕事を作る

 
 

ブログを収益化する

PVをガツガツ稼いで広告収入を得るアフィリエイト、あるいは、有料記事を売るといった方法が考えられます。
どちらも世の中にノウハウがたくさん出回っていますが、ノウハウの通りにうまく行ったら苦労はない、というくらい難易度は高いです。
それだけに収益化できたらスゴイ、と思います。
(この記事を掲載しているTOPVIEWさんで収益化の練習をするのもいいですね!)
 

書籍の企画書を作って売り込む

「いつかは自分の本を出してみたい」と思っているライターは少なくありません。
もし本を出したいなら、「いつか」ではなく「今」やってみましょう。
出版企画書のフォーマットは検索すればゴロゴロ転がっています。
 
書籍編集者は忙しいため、飛び込みの売り込みはほとんど見てもらえません。
「企画のたまご屋さん」などのサービスを利用するのもいいでしょう。
 
自力で売り込む場合は、書きたい本と同じ分野に強い出版社にアプローチするのがコツです。
「自分の本」がすぐに実現しなくとも「ブックライター」としての可能性が広がることもあります。
 
 

電子書籍を作って販売する

紙の書籍で出版はちょっと難しいという場合、得意な分野、テーマで電子書籍を作って売ってみてはいかがでしょう。

Kindleなら、Wordで作った文章を電子書籍の形式に変換できるフリーソフトがいくつかあります。
自分の労力の他にコストはかからないのですから、試してみる価値はあります。

ちなみに、ベストセラーを目指してガッツリ売るためにはノウハウや人海戦術が必要ですが、そうでない場合はそれなりに細く長く……が可能です。
 
 

人に教える

ライターとして実績があるなら、一般向けの文章講座を主宰してみるのもいいでしょう。
自分で集客するのはとても大変ですから、集客力のある人と組むのがポイントです。
 
 

いかがでしょうか?

「仕事を作る」ってとても難しいです。でも、仕事が途切れたタイミングでトライしてみる価値はあると思います。
仕事を請け負うだけのライターは全てを依頼主(クライアント)に握られた状態で、そのままではとても弱い存在です。
しかし、自分で仕事を作る方法を知っていれば、すべてをクライアント任せにしなくても、自分の実力(アイディアと努力)で生きていくことができます。

自分で仕事を作る方法は、ライターとして長く続けるために、知っておいて損はない。転ばぬ先の杖のようなもの、といっていいかも知れません。


仕事が途切れたときにライターがするべきこと
①仕事の準備(リンク)
②仕事を取りに行く(リンク)
③仕事を作る←この記事
 
 

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