【本の紹介】よもつひらさか
【本の紹介】よもつひらさか
「よもつひらさか」
今邑彩 著
出版社名 集英社
出版年月 1999年5月
ISBNコード 978-4-08-774406-4
ISBNコード 978-4-08-774406-4
頁数・縦 317P 20cm
手紙の最後の部分、「私は、あなたを傷付けたり、
苦しめたりする人間は絶対に許せないのです。絶対に、
絶対に……」という言葉が、なぜか私を息苦しくさせた。
彼女はなぜこんなことを書いてきたのだろう。
これは、まるで――
今回紹介する本は「よもつひらさか」です。
奇妙な味わいに満ちた全12編のホラー短編集です。
こちらは、霊的なホラーではなく、
人間的なホラーのお話がメインな感じがします。
人間的なホラーのお話がメインな感じがします。
殺人の要素がほとんどのお話に入っているのもあって、
ホラーというよりミステリー寄りかなって思います。
ホラーというよりミステリー寄りかなって思います。
ぞっとするお話や、悲しくなるお話、狂ってるようなお話、
思い込みってこわいなっていうお話など。
思い込みってこわいなっていうお話など。
いろいろなお話があるんですが
わたしは表題作であるよもつひらさか、という最後のお話が好きです。
切なさを感じるお話でしたが、
これが最後でよかったと思うようなお話でした。
これが最後でよかったと思うようなお話でした。
あと、わたしが好きなのは
二話目の「ささやく鏡」
未来を映す鏡のお話なんですが、
鏡を覗き込んだわたしが何を見て、
何をしていくのかっていう風に進んでいくお話です。
鏡を覗き込んだわたしが何を見て、
何をしていくのかっていう風に進んでいくお話です。
自分だったらどうするかなってちょっと考えてしまいますね。
あと四話目の「時を重ねて」
妻が浮気をしているかも知れないといって友人に調査を頼まれて主人公が、
旅先の妻を尾行するんですが、
その妻が奇妙な行動をしていた。っていうお話。
その妻が奇妙な行動をしていた。っていうお話。
こちらも少し切ないお話ですが、
なんというか、綺麗なお話だなって思いました。
なんというか、綺麗なお話だなって思いました。
そして十話目の「遠い窓」
画家と娘がふたりで住んでいた木造の洋館に引っ越した家族のお話。
こちらもミステリーというか、
最後に真相がわかるような書き方をされていますが、
最後に真相がわかるような書き方をされていますが、
雰囲気が最高によくて、
ロマンで溢れているような素敵なお話でした。
ロマンで溢れているような素敵なお話でした。
が、最後まで読み進めていくと……っていうお話。
ぜひぜひ読んでみてください。
以上、「よもつひらさか」の紹介でした。
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