乾燥肌に良い食べ物はある？バランスのとれた食事で対策しよう！

寒い日が続きますね...
こう寒いと空気も乾燥しやすくなるので、より一層乾燥肌に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、乾燥肌に良い食事についてご紹介していきたいと思います。
乾燥肌に悩んでいる人の参考にぜひしてみてください♪

乾燥肌と食べ物にはどんな関係性があるの？

食事から摂る栄養素は、血液中に取り込まれて全身へ運ばれ、肌の健康に役立てられます。
食事から摂る栄養バランスが肌の状態に大きな影響を与えるので、食生活が乱れ始めてから乾燥肌になった場合は、栄養バランスが崩れている可能性があります。

食べ物から摂れるタンパク質やビタミン、ミネラルなどは肌のターンオーバーに必要な栄養素です。
ターンオーバーのサイクルが生活習慣や食生活の乱れなどさまざまな要因で崩れることが少なくありません。
このターンオーバーのサイクルが崩れてしまうことで、肌の水分を保持するバリア機能が低下してしまうと肌内部の水分をうまく保てなくなり、乾燥肌が引き起こされてしまいます。

そこで改善する一つの方法として、食生活の見直しがあります。
日々の食事から栄養素をバランスよく摂ることで、ターンオーバーが活性化され、乾燥肌の改善が期待できると考えられています。

乾燥肌の人が摂りたい栄養素は？

タンパク質（肌細胞を構成）

肌の細胞の原料となり、ターンオーバーを活発にします。
肌の弾力を保つコラーゲンも含まれているので、ハリと弾力のある健やかな肌に欠かせない栄養素です。
＜食材＞
肉、魚、大豆、大豆製品、卵など

ビタミンＡ（皮膚粘膜の健康維持）

肌や粘膜に潤いを与え、ターンオーバーのサイクルを整える働きがあるとされています。
＜食材＞
にんじん、レバー、小松菜、ほうれん草など

ビタミンＢ2、Ｂ6、Ｂ12（肌の保護）

肌のターンオーバーを整え、肌荒れを防ぐと言われています。
＜食材＞
ビタミンＢ2・・・豚レバー、納豆、モロヘイヤ
ビタミンＢ6・・・鶏むね肉、マグロ、ニンニク
ビタミンＢ12・・・アサリ、牡蠣

ビタミンＣ（コラーゲンの生成）

肌の弾力を保つコラーゲンの生成を促し、肌の酸化を抑える栄養素です。
肌をダメージから守ってくれます。
＜食材＞
イチゴ、柑橘系、キウイ、ブロッコリー、小松菜など

ビタミンＥ

肌のバリア機能を高めてくれるとされています。
活性酸素を除去する働きもあり、肌へのダメージを防いでくれる効果も期待できます。
＜食材＞
アーモンド、豆乳、アボカド、イワシ、いくらなど

亜鉛（ターンオーバー促進）

肌のターンオーバーを維持するのに欠かせない栄養素です。
＜食材＞
牛肉、牡蠣、チーズ、卵黄

必須脂肪酸

肌の表面を覆う皮脂の原料です。
皮脂が不足すると、肌内部の水分が失われやすくなるため、肌の乾燥を招くと考えられています。
＜食材＞
鯖、イワシ、えごま油、亜麻仁油など

乾燥肌の人の食事の摂り方のポイント

①複数の食材からタンパク質を摂る
タンパク質の不足を回避するには、毎食、1～2品取り入れると良いとされています。
朝食は納豆、昼食は肉、夕食は魚など、さまざまな食べ物からバランスよく摂ることを心がけると良い効果が期待できます。

②野菜を多く摂る
サラダも良いのですが、一度に多くとなると結構難しいので、サラダばかりでなく、加熱調理した鍋やスープ、煮物など、さまざまな野菜がまとめて食べられる料理を積極的に食べることがおすすめです。

③ファーストフードはなるべく控える
手軽で便利なファーストフードですが、糖質や脂質が多くビタミンやタンパク質が少ない傾向があり、頻繁に利用していると栄養素が偏ってしまうので、ファーストフードはできるだけ控えるようにした方が良いでしょう。
小腹が空いたときは、ドライフルーツやナッツ、果物など栄養価の高い食べ物がおすすめです。

まとめ

仕事や家事など日々の生活に追われていたり、一人暮らしの人は食事がついついおろそかになることも少なくありません。
そうしてしまうと気づいたら乾燥肌や肌荒れなどの肌トラブルに悩まされるなんてことも...
毎日の栄養バランスのとれた食事を摂ることもなかなか難しいですが、体の健康にも肌の健康にもつながるので、できるかぎり栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

体や肌の健康も毎日の積み重ねですね。