メイン画像

村井の恋【映画・ドラマ・アニメ・小説・その他レビュー集】

村井の恋【映画・ドラマ・アニメ・小説・その他レビュー集】


タイトル:村井の恋
脚本:喜安浩平
演出:井村太一、松木彩、山本大輔
主演:髙橋ひかる
出演:梶裕貴
 
 
4月から始まる新ドラマ枠の「ドラマストリーム」の第一弾です。
ParaviやU-NEXTで地上波放送より一週間先行配信、TVerやTBS FREEやGYAO!で地上波放送から一週間見逃し配信ということらしいです。
地上波放送の前後一週間、計二週間配信し続けることで、より多くの視聴者を獲得しようという狙いみたいです。
果たしてうまくいくかどうか。
 
筆者はTVerで見ました。
3/28(地上波放送の一週間前)から先行配信していました。
第一話だけのようですけど。
 
 
主演の髙橋ひかるの相手役を務めるのは宮世琉弥(みやせりゅうび)です。
漫画っぽいイケメン俳優ですけど、ジャニーズでもLDHでも2.5次元俳優でもありません。スターダストの所属です。
椎名桔平、渡部篤郎、内野聖陽とか、山田孝之、市原隼人、岡田将生とかが所属する大手の事務所ですね。
 
過去の出演作は
『もしも、イケメンだけの高校があったら』(細田佳央太主演、乃木坂46遠藤さくら、=LOVE齊藤なぎさ出演)
『ナイト・ドクター』(波瑠主演、King & Prince岸優太出演)
といったあたりです。
 
筆者は本作で初めて宮世琉弥を認識しました。
宮城県石巻市出身で、東日本大震災で被災した経験を持っているようです。
 
 
ほかにも脇役として莉子が出演しています。
いわゆるリコリコですね。
最近名前を見ることが多くなってきたので調べてみました。
 
筆者が莉子という俳優を初めて認識したのは、岡田惠和脚本ドラマ『ファイトソング』(清原果耶主演、Sexy Zone菊池風磨出演)でした。
このドラマでは完全にちょい役で、一話につき出番がワンシーンあるかないかくらいでした。
 
そのあと(というか『ファイトソング』の放送が続いている時期に)『卒業式に、神谷詩子がいない』というドラマと、『女子高生に殺されたい』(田中圭主演)という映画のキャストに名前を連ねているのを見つけて、気になっていたんですよ。
そしたらこの『村井の恋』にも出ていて、これはちゃんと知っておく必要のある俳優だと思ったわけです。
 
あれですね、もともとモデルをやっていて、TikTokで人気になり、AbemaTVの『月とオオカミちゃんには騙されない』で知名度を一気に伸ばしたようですね。
そこから俳優としての露出を増やしている最中、という感じでしょうか。
 
 
脚本は喜安浩平が担当です。
過去の担当作はドラマなら
『徳山大五郎を誰が殺したか?』(欅坂46〈現櫻坂46〉主演)
『電影少女〜VIDEO GIRL AI 2018〜』(元乃木坂46西野七瀬、野村周平主演)
『夢中さ、きみに。』(なにわ男子・大西流星主演)
映画なら
『幕が上がる』(ももいろクローバーZ主演)
があります。
 
ゲームの登場人物が現実世界に入り込んでくるという構造で言うと、『村井の恋』は『電影少女〜VIDEO GIRL AI 2018〜』に近いところがあります。
 
 
演出チームは以下の通りです。
・井村太一
過去の担当作
『オー!マイ・ボス! 恋は別冊で』(上白石萌音主演、Kis-My-Ft2玉森裕太出演)
『婚姻届に判を捺しただけですが』(清野菜名主演)
(ただし公式ウェブサイトにはなぜかクレジットされていない)
 
・松木彩
過去の担当作
『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(鈴木亮平主演)チーフ演出
 
・山本大輔
過去の担当作
『おっさんずラブ』(田中圭主演)シリーズ
『漂着者』(斎藤工主演、元乃木坂46白石麻衣出演)
 
放送開始前に『新ドラマ期待度ランキング2022年4月~6月』に記した通り、筆者は演出チームに不安をいだいていましたが、これはいい意味で裏切られました。
このドラマ、おもしろいです。
 
もうね、髙橋ひかるのポテンシャルが最大限に引き出されてますよ。
バラエティーのイメージをうまいことラブコメにはめ込んでいて、いやはやあっぱれです。
どっかの『推しの王子様』(比嘉愛未主演)とは大違いです。
『推しの王子様』もゲームのキャラクターが現実に入り込んでくるラブコメですけど、『村井の恋』のほうがはるかにおもしろいです。
 

アカウントを作成 して、もっと沢山の記事を読みませんか?


この記事が気に入ったら ダン・ムラカミ さんを応援しませんか?
メッセージを添えてチップを送ることができます。


この記事にコメントをしてみませんか?


ポップカルチャー評論家
専門分野は映画、ドラマ、小説、アニメ
映画、ドラマ、小説、アニメのレビュー記事がメインです