端午節の過ごし方
端午節の過ごし方
端午節は中国の4大伝統祝日のひとつです。さまざまな行事が行われたり風習があります。
地方によって端午節の過ごし方や風習には違いがあります。主な風習はドラゴンボートレースと粽を食べることが多いです。
その他に薬草を採ったり、ヨモギ(もぐさ)と菖蒲をかざったり、凧揚げをしたり、击鞠(jiju)をしたりします。击鞠とは古代の中国のポロのようなスポーツです。
また、礼拝したり先祖の供養をします。中国ではよく天国でも使えるお金として紙を燃やすことが多いようです。
祝日というとお酒がつきものです。端午節の時は蒲酒や強い黄酒、朱砂酒などを飲みます。黄酒とは日本でも有名な紹興酒の事です。
そして、古い歴史を持つ跳鍾馗(tiaozhongkui)という演劇をして魔除けをして人々に平和と福が来るように願います。
多くの風習の中で、ドラゴンボートの試合と粽を食べることが現代では最も端午節の雰囲気を表しています。
粽を食べることとドラゴンボートレースをすることは屈原という人物と関係があります。
屈原が川に身を投げた後、人々はすぐ舟をこいで屈原の死体を引き上げようとしました。でも死体を引き上げることはできませんでした。それで人々は屈原の体が魚やエビに食べられないように、竹筒に餅コメを入れて川の中に投げ入れました。
それから時代とともに少しずつ風習が変わっていき、粽を食べたりドラゴンボートレースをする風習になっていきました。
現在は多くの人は端午節のとき粽を食べることが多いです。ドラゴンボートレースは上海など南の地方で行われることが多いそうです。
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