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春風のイタズラ

春風のイタズラ


ゴリアスのシチュエーションボイス、ゴリアシチュボの第2弾です。今回は台本だけで、声劇風のアレンジはしません。ただ、多くの人に声をあてていただけるのは嬉しいので、お手本となる音声だけ編集するかもしれません。開催期間などは未定です。

今回は第1回ゴリアシチュボに比べると、すごくシンプル。シンプルだけに言葉選びには気を使いました。読む人によって空気感が変わるということを織り込んで、設計しています。いろんなバリエーション、アレンジ、方言などで読んでみてください。

【設定】
高校生カップルのデートでの出来事。春風が吹いて、彼女のスカートがふわりと広がる。見られても恥ずかしいし、見てなくてもなんだか残念。彼女の様子が可愛くて仕方ない彼氏は、これまで彼女にできなかったことをしようとする。

『春風のイタズラ』

女「あ、もしかして、今私のパンツ見たでしょ」
男「え?いや、見てないし」
女「ウソ!だってなんかにやけてたじゃない?」
男「にやけてたのは、いい風が吹いてるなって」
女「風?じゃ、デート中によそ見してたの?」
男「まさか、ずっと君を見てたよ」
女「で、どうだった?」
男「え?何が」
女「かわいかった?」
男「う、うん、かわいい」
女「やっぱりじゃん。エッチ!」
男「違うよ、君のことが、可愛いなって」
女「え?私のこと」
男「春の妖精みたいで、いいなって」
女「やだ。妖精だなんて恥ずかしいじゃん」
男「あの、さあ。可愛いからさ」
女「ん、なに?」
男「すごく、ちゅーしたい」
女「ちゅー?う、うん。私も」
(チュッ)
男「あー、春風が吹いてくれてよかった」
女「パンツが?」
男「じゃなくて、ようやく、初めて、ちゅーできたもん」
女「そっか。初めてのちゅー、嬉しかった?」
男「うん。もっと好きになった」
女「じゃ、もう一回する?」

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音声配信のプロです。
スタンドエフエムで高い認知をとっています。
シチュエーションボイスや声劇の台本を作っています。

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