端午節のはじまり。屈原とはどんな人。
端午節のはじまり。屈原とはどんな人。
屈原(紀元前340年から紀元前278年)は春秋戦国時代に楚の国で大臣をしていた人物です。
屈原は楚の懐王時代の大臣で懐王にたいへん重用されていて、他の者たちは嫉妬していました。
それで他の者たちは屈原を誹謗中傷しました。それが原因で屈原は追放されることになりました。
その後、楚王は秦王と戦って破れました。
屈原は楚国の風景や人々を見て、間もなく秦国に占領されると思って、涙がこぼれ落ちました。
屈原は悲痛の感情を持ったまま楚国を離れました。
旧暦の5月5日、川辺では冷たい風が吹いていました。屈原は川のそばに立って「ああ!もうこんなに年を取ってしまった。また楚国のために働くことはできない」と言いました。
屈原は自分の祖国が他国の人にめちゃくちゃにされるのを見たくないと思い石を抱えて川に飛び込んでしまいました。
屈原が死んだあと楚国の人々はとても悲しんで、屈原の体を傷つけさせないために粽を作って舟をこいで粽を川の中に投げて魚に食べさせました。
その後、毎年旧暦の5月5日になると、人々はドラゴンボートを漕いだり粽を食べたりして愛国心のある屈原を思い出しています。
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