双子がやってくると起こること（その④いったん完結編）

「道路で産む気ですか(怒）」

主治医からの脅し💦に屈して入院してから二カ月半

全快とはいかなかったが
ようやく母子ともに退院！

集合住宅に住んでいた我が家
とりあえず自宅から5分の実家に帰宅し
双子っちが寝ている間を見計らって
自宅の掃除や
終始泣き散らかすことを想定して
持ち前にコミュ力の高さを武器に
お隣さん、上下のお宅に事情を説明して
ご理解を得ておいた

自由な時間に体を慣らして
1週間ほどで自宅に戻り
いよいよ本格的に双子育児のスタート！

旦那が早朝から遅い時間までの仕事だったため
ほぼワンオペ確定

あ！小さいお母さんがいた（笑）
このちびかーちゃんが本当によくお世話のお手伝いをしてくれた
幼稚園から帰ってきたら
しっかり遊び相手もしてくれた

ぼやけてる・・・（笑）

さて・・
双子育児でまず頭を悩ませたもの

長女の幼稚園バス停への送迎

旦那は出勤ずみ・・
バス停までは徒歩3分・・
長女一人では出せないし帰ってこれない・・
双子っちを置いてはいけない・・

選択肢は・・・ない！

首のすわりはいまいちだったけど
骨太でカチッとしていた妹っちをおんぶひもで固定
くにゃくにゃ兄っちを抱っこひもで固定
前と後ろに縛って毎日の送迎（笑）
双子用ベビーカーは準備していたが
とにかくでかくて小回りが全くきかないし
腰が据わっていない二人にはまだ早く
このスタイルはその後の私の移動スタイルとして
二人が歩くまで続いた
まあ目立つ目立つ（笑）
二度見、三度見にもいやでも慣れる（笑）

そして
時間差で来るミルクとおむつ交換

一人が泣いたらミルクとおむつ交換
落ち着いて30分くらいで次の子が泣いて・・
そこから2時間前後でまた一人目が・・・

これでは私の体力がもたない！

そこで
ミルクを二つ準備
おむつ交換が終わったほうから
タオルやぬいぐるみにミルクを立てかけ
本人には手を添えることを覚えさせ
2カ月にして一人飲みを習得！
そして
少し早めにおしゃぶりを覚えてもらった
育児書的にはアウトかもしれないけど
生きている赤ちゃんは育児書通りには育たない！

二カ月過ぎたころからは
地域の多胎児のサークルにも参加するようになった
そこでは
双子三つ子の先輩ママたちが
とにかくたくさんの
日々発生する同じ悩みを共感し、共有し、知恵をたくさん授けてくれた

・少しくらいほっておいても赤ちゃんは死なない
・ママが笑ってないと赤ちゃんは笑い方を覚えない
・まずは上の子優先、上の子のフォローを忘れない
・少しくらい泣かせておいても大丈夫・・etc

気持ちが楽になるような
パワフルなママたちの姿が
私のリアルな先生になってくれた

体調の回復も万全となるまでかなり時間のかかった私だが

毎晩のぼせながら三人をお風呂に入れてくれた旦那
自分がほったらかしになっても双子っちのお世話を頑張ってくれた長女
毎日買い物や食事の支度を手伝ってくれた両親
常に気にかけてくれた幼稚園の先生やママ友、近所の皆さん

たくさんの目や手や心が
双子っちの育児を支え後押ししてくれた

双子っちが幼稚園の時に離婚した我が家
経済的にも我慢を強いて
手抜きばかりの母の元
大きな怪我も病気もなくすくすく育ってくれた双子っちも
もうすぐ17歳
大人になった長女とともに
ずっと仲良しでいてくれている双子っち


私はどれだけ支えられてきたか計り知れない

まだまだ
ドタバタは続くけど
三人（と一匹🐕）のおかげで我が家は笑顔が絶えない(*´▽｀*)

ということで
【双子がやってくると起こること】
ひとまず完結！！

長くお付き合いいただき
ありがとうございました<(_ _)>