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学びをアウトプット

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経済のきほん

紙幣を発行しているのが日本銀行(日銀)。

硬貨を発行しているのが日本政府。

▼何故、日銀だけが紙幣を発行できるのか?
昔は色々な銀行が紙幣を発行していた。しかし、明治初期西南戦争の戦費を賄うため、多くの銀行が紙幣を発行していた。これによって世に回る紙幣の量が増え過ぎてしまい経済が大混乱に陥った事があった為。また、政府が硬貨を発行しているのは額が小さいため経済の影響が少ないとの理由から。

▼経済が混乱するとはどういう事か?
経済の基本は、需要と供給のバランスで成り立っている。紙幣を大量に発行してしまうと、お金が溢れかえり物の値段が上がってしまう。例えば、ある人がコンビニに買い物へ行って、「お店の商品を全部買いたい。値段が高くても構わない」と言ったとする。最初は、通常の価格で売るかもしれないが、そんな人が次から次へとやってきたら、商品の供給が追いつかなくなる。そうすると、商品の値段を上げて需要をクールダウンさせようとなる。これと同じことが日本全体で起きれば結果としてあらゆる物の値段が上がる事になる。

物の値段が上がり続けるのがインフレ。反対に下がり続けるのがデフレ。

▼デフレスパイラルとは
物の値段が下がり続ける→会社の儲けが減る→給料が上がらない→お金を使わなくなる→在庫過多になる→余った商品は安くしてでも売ろうとする。

▼お金が出回る仕組み
国(日本政府)が国債を発行すると、それを民間の銀行(国民の預金)が買って国にお金が入る。国はそのお金を使って支出を行う。見方を変えると、銀行に預金する事によって間接的に国債を買っている事とも言える。国債を買った民間の銀行はそれを日銀に売る。日銀はその国債を買った時に、紙幣を発行し、それが民間の銀行に入っていくという仕組みになっている。日銀は好き勝手に紙幣を発行することはできず、国債を買うことによってその分だけ紙幣を発行することができる。

▼円安、円高ってどういうこと?
円の価値が安くなったり高くなったりする事。

円安のメリット
1ドル=100円  100ドル→10,000円
1ドル=120円  100ドル→12,000円

①輸出業が儲かる(通常より安いから売れる)
②外国人観光客が増加
③デパートなどの売上が上がる

 

円高のメリット
①輸入品が安くなる
②ガソリン代が下がる
③海外旅行が安くなる

1ドル=100円 100ドル→10,000円
1ドル=90円 100ドル→9,000円

▼世界三大通貨は
①ドル
②ユーロ
③円

世界基軸通貨がドルなので、国同士の貿易取引の際使われる。現状では、このような取引が世界中で行われているので、結果的に世界共通の様な役割を果たす。

▼アメリカドルがそんなに力があるのなら、なぜアメリカドルだけにならないのか?
アメリカドルを発行しているのは、アメリカの中央銀行。世界がアメリカドルだけになると、アメリカが世界を牛耳る事になる。アメリカの言う事を聞かない国にドルが入らないようにする事で、脅す事ができるため。

投資のきほん

投資の中には、株式投資、不動産投資、投資信託、NISA、iDeCO、FXなどがある。

ニュースの最後に「今日の、日経平均株価は、、」と報じられるが、毎日ニュースになるのは景気がよくなる少し前から上がり始めることが多く、景気の目安になるから。
株を持っているのは個人だけでなく、企業も他の会社の株を持っている。持っている株価が上がればその企業の利益は増える。

▼コロナ禍で株価が上昇したのはなぜか?
2020年夏頃から日経平均株価上がり出した。年末には約30年ぶりにバブル後最高値を更新。
どうしてかというと、2020年には景気はどん底だったが、翌年ワクチン接種が始まれば感染は収束し経済回復するだろうと思っている人が多かった。もう一つの理由として、日銀がデフレ脱却の為、株を買い続けたから。株価が少しでも下がると日銀が株を買ってくれる。

税金のきほん

消費税の使い道は社会保障費。少子高齢化が進んで社会保障にかかるから。
医療費の内訳は、自己負担は3割、7割を国や自治体で負担。
2019年国と自治体の概算医療費 43兆6千億円
30年近く前の1990年度が約20兆6千億円 約2倍になっている。

タバコは値段の半分くらいが税金であり、ビールは40%くらいが税金。
車の税金の内訳(自動車税、自動車重量税、環境性能税、ガソリン税、石油ガス税)
重量税、ガソリン税、石油ガス税は道路を作るために導入された。

 

一生で一番多く納めている税金ランキング
1. 消費税
2. 住民税 所得が多くても少なくても、全員一律に納める(均等割)
3. 所得税 所得が多くなるほど税率が上がる。

 

高齢者1人を何人の現役世代で支える?
1965年 胴上げ型 約9人で1人を支える
2020年 騎馬戦型 約2人で1人を支える
2050年 肩車型 約1.3人で1人を支える

後期高齢者(75歳以上)2020年11月のデータ 
約1873万人 医療費約17兆6千億円 
75歳以上の人口一人当たり約95万円になる。

今後、働く世代の負担は一段と増え続ける。負担の重さに耐えられなければ、医療や社会保障サービスの水準を落とすしかない。そうならないためには、税収を増やす必要がありそれが消費税になる。

社会保障費国債費だけで歳出総額の約56%を占めている。

予算の中に予備費というものがあるが、何かというと予期しない事が起きた時のために使い道をきめずに確保しておくお金。通常、5千億円程度。しかし、2020年2021年と新型コロナ対策予備費として計上したのが5兆円
予備費でも足りない急な出費しかも多額の出費が生じた場合に補正予算を組み追加の予算を作る。

お金のきほん

▼身の回りのこれって何のお金?

NHK受信料は、なぜ払わなければならないのか?

国営放送 
税金で賄っているので政府の意向が反映されかねない。

公共放送(NHK) 
非営利目的であるためCMを入れない。どこに忖度する事なく放送できる。

民間放送 
スポンサーから広告収入で賄っているためCMを入れる。スポンサーにとって不利益になるものは放送できなくなる。

▼お酒やタバコの税金の高い理由
お酒に税金がかけるようになったのは室町時代で、タバコは明治時代。税金が上がったのは戦争でお金が必要になった為。
お酒とタバコは税金が取りやすいという事で、戦後も税金の引き上げが続いて今に至っている。現在も国は、お酒とタバコから毎年それぞれ1兆円ほどの税収を得ている。

タバコ税には3種類ある
タバコ1箱580円 20本入り

①国タバコ税 136.04円(23.5%)
国に入る税金。

②地方タバコ税 152.44円(26.3%)
都道府県、市区町村に入る税金。

③タバコ特別税 16.4円(2.8%)
国鉄の債務返済。国鉄は莫大な赤字を抱えて「もう、やっていけない」として民営化され、1987年にJRになった。JRになったとき、旧国鉄の莫大な赤字(借金)をJRに移して同社に返済を任せたら経営が立ち行かなくなるので、赤字を切り離した。それをタバコ特別税の税収でコツコツ返済している。

 

 

以上で終わります。もっとお金と向き合い勉強してアウトプットしていきたいと思います。


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家族の笑顔が一番大事。子育てに優しい、やりたい事をやって、生きたいように生きる。テクノロジーとお金の勉強をして大切な人を守りたい。

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