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日本語(関東方言)の「母音の無声音化」(2)

日本語(関東方言)の「母音の無声音化」(2)


日本語(関東方言)の「母音の無声音化」(2)
前回の問
https://topview.jp/t62a22d63480f5-3840
の回答例:
例えば、Chicago の [ɪ] や difficult の二番目の [ɪ] や situation の [ɪ] や city boy の city の [s] と [t] に挟まれた [ɪ] 等を、日本語(関東方言)話者はついつい無声音化して発音してしまいがちです。しかし、英語母語話者は基本的に無声音化しません。

そこで、(他の音の発音云々ももちろん大事だけれども)この点を特に意識して練習することが肝心で、その点に留意するだけでも native-like にぐっと近づきます。
(因みに、少なくともこの点に関しては「母音の無声音化」のない関西方言話者の方が有利、と言えますね。)

https://drive.google.com/file/d/1HQqgKIrhT10gCt0E1HX3qD4ad4hAvnXs/view?usp=sharing

さて、
第2問:
この「母音の無声音化」は、さらに言うなら、実は、
発話の最後の「...です。」の「す」も通常無声音化する
という点をも顧慮するならば、これまで「無声子音に挟まれた」と定式化してきた<環境指定>では説明できないことになります。
そこで、「…です。」のケースをも救済する形で説明を試みるとした場合、どのような形で再定式化しますか?

ただしその際、条件として「それは例外だから仕方がない」といった「例外処理」という形ではない説明を試みてください!

今回も、どうぞ、どなたでも奮ってお答えください!
回答例は明日。


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