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日向坂46ドキュメンタリー映画『希望と絶望』レビュー!

日向坂46ドキュメンタリー映画『希望と絶望』レビュー!


私が愛するアイドル「日向坂46」。そのドキュメンタリー映画第2弾『希望と絶望』を、見てきました。

https://www.youtube.com/watch?v=m9EQRJvdlY0&t=32s

第1弾に引きつづき、それはもう泣いて泣いて泣いたのですが、
どうしてそんなに泣けたのかをお伝えします。

核心には触れないようにしていますが、内容に関する記述があります。
これからご覧になるかたは、ご了承ください。


日向坂46はどんなグループ? どんなお話?


秋元康氏がプロデュースし、話題となった「欅坂46」。
そのアンダーグループとして作られた、「けやき坂46」、通称「ひらがなけやき」がありました。
知名度もないまま、3年ほど下積みを続けた彼女たちは、
2019年に「日向坂46」と改名し、独立デビューを果たしたのです。

「つらいことがあっても、あの子がいるから、あのグループがあるからがんばろうと思える。アイドルってそういう、人を元気にする存在。そんな私たちが、ネガティブなところを見せていいのかな」

日向坂のキャプテン佐々木久美さんの、そんな言葉ではじまる映画。

2019年冬。翌年のクリスマスライブは、彼女たちの憧れの地、東京ドームで開催されると発表されました。
そう聞いて崩れおち、涙ぐむメンバーの姿に、早くもこっちまで涙が。

しかし、コロナ禍により延期となってしまいます。
2022年3月に、東京ドーム公演を達成するまでの、約2年の苦節を描いたのが、本映画『希望と絶望』なのです。

メンバー 渡邉美穂さんの良さが、よくわかる


日向坂は、そのリアクション力の高さから、バラエティー番組にも引っぱりだこ。
そのため、個人の仕事もとても多いグループなのです。テレビでメンバーを見たことがあるかたも、いると思います。

個人の仕事にくわえ、ハードなライブ。
忙しさからか、体調不良で休業者が出ることも、相次ぎました。

そのたびに、メンバーのことを特に気にかけていた一人が、2期生の渡邉美穂(わたなべみほ)さん。



「あの子はSOSを出していたのかもしれない。もっと、できることがあったのかな」
「いまこの子の手を離したら、もう二度と戻ってこないかもしれないって思った」
そんな言葉を、何度も口にしていました。

実際、ほかのメンバーと数人で、休業・リハビリ中の子に会いに行くシーンも。忙しいなか、このあたたかさ。

実は彼女自身が卒業を考えていたため、それまでに22人「全員で」ステージに立つことに、誰よりもこだわっていたのです。

ついに22人で出られるかと思った、東京ドームでのライブ。その数日前に、またトラブルが……。
ショックで泣きくずれる渡邉さんの姿に、胸が痛み、私も泣きました。

すべてを「美談」にしてしまっていいのかな、という疑問


さまざまな仕事と並行して、超ハードなライブやツアーに励む、彼女たち。
最高難度のダンス曲をフルサイズで踊ったり、炎天下での公演だったり。

彼女たちなりに精いっぱいやっているつもりなのに、スタッフからは「まだまだ」などと言われてしまうのです。
いや、厳しすぎるよスタッフさん!!! と私は思うのですが……。

さすがに「つらい」「楽しめない」と口にし、余裕がなかったメンバーたちも、
最終的には心をひとつにし、乗りこえてしまったのです。

すごすぎる。
どんなに苦しくても「ファンのために」と笑顔を見せる彼女たち。本当に強いし、尊敬する。

ですが、こうやって「無理難題を乗りこえることこそが、美しい」という考えが、当たり前になってしまうのは怖いなと思います。

体力をつけるといっても、限界はある。
「いいパフォーマンスを見たい」という気持ちもあるけど、それは、メンバーが元気で、楽しんでいてくれるからこそ、叶うのだと思う。

彼女たちが壊れないようにだけ、気をつけてあげてほしい。という、親みたいな気持ちです、もはや。

おわりに


日向坂を好きであればあるほど、この映画は、涙なしでは見られません。
途中しんどそうなメンバーの姿に、正直こちらも、見ていて苦しい場面も多かった。

ですが「陰」=彼女たちが経験した、とてつもない努力や涙を知ることで、
「光」=それを超えて見せてくれる笑顔が、いっそうまぶしく、愛おしく思えます!

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