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殺菌成分CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)が新型コロナウイルスを99%以上不活化させる!

殺菌成分CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)が新型コロナウイルスを99%以上不活化させる!


山口大学と大正製薬のin vitro試験(試験管内の実験)で、殺菌成分の殺菌成分CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)が新型コロナウイルスのオミクロン株を99%以上不活化させることが確認された↓
https://www.taisho.co.jp/company/news/2022/20220805001069.html

コロナウイルス抑制成分としては長崎大学とネオファーマジャパン社の研究でコロナウイルスの増殖を100%抑制し、すべての変異種で有効ということで話題になった「5-ALA」があり、既にサプリメントも販売されている状況。

このCPCは5-ALAに続く成分として期待がかかり、今後は臨床試験も進めていくことになり、効果が明らかになればおそらく大正製薬が独占特許を取得して薬品かサプリメントとして販売すると思われる。

CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)とは何か?


CPCと言われてすぐにわかる人はあまりおるまいて。

ましてや「セチルピリジニウム塩化物水和物」なんて言われりゃますますわけわからなくなり気が狂いそうになるのが人間というもの。

気にすることおまへん。

このオレだって化学なんて水平リーブ21くらいしか知らん。

で、小難しいこと言っても意味ねーからCPCと言うのは殺菌成分だとわかってりゃいいし、歯磨き粉やマウスウォッシュによく入ってる成分だってこと。

元々は大正製薬ではなくサンスターが1年以上前に同じくin vitro試験でやはり同様の結果を確認して発表もしていた。

それに続いてさらに詳細な研究をしているのが大正製薬というわけ。


CPCは新型コロナのあらゆる変異種に有効?




大正製薬は昨年10月にも熊本大学との研究でCPCのコロナウイルス不活化を確認したと発表している↓
https://www.kumamoto-u.ac.jp/daigakujouhou/kouhou/pressrelease/2021-file/rerease211025.pdf

つまり、今回の発表は変異種にも有効であることを証明するものだった。

簡単に言うと新型コロナウイルスの構造(エンベロープ)は変異ウイルスも同様のもので、その構造をCPCが破壊することで効果があるというエビデンスである。

そのあたりは、5-ALAもコロナウイルスの構造に着手して効果が発見された経緯と似ている。

新型コロナウイルスの猛威はまだまだ収まることを知らず、ワクチンも絶対的な効果があるものがない状況で、「終息(≠収束)」となるとまだまだずっと先になると悲観的な予想をされている。

5-ALA(すでに治療薬としての特許を取り研究開発中)でもCPCでも良いから強力な治療薬が誕生することを期待しましょう。

世界を救ってくれますよ。



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