WHOの発表：コロナは終わっていない・間違ったメッセージを送るのは最悪だとも言っている

新型コロナウィルス感染症に関して、「緊急事態宣言を終了する」旨、WHOから新たな発表がありました。

ニュースの見出し（タイトル）はおおむねこのような感じですね。

ですが、大切なのは、終了するのはあくまでも「緊急事態」宣言を続けることであり、コロナそのものも、脅威も終わっていないと言っています。

ＷＨＯ、楽観論に警鐘　新型コロナ緊急事態終了：時事ドットコム (jiji.com)

（前略）
人々の気の緩みや、予測が難しい新たな変異株出現で、世界の感染状況が急速に悪化する恐れは今後も残る。ＷＨＯは「危機の局面は終わったが、コロナは終わっていない」と警鐘を鳴らしている。

　「最悪なのは、どこかの国がこの（緊急事態終了の）ニュースを口実に警戒を弱めたり、コロナはもう心配ないというメッセージを国民に送ったりすることだ」。ＷＨＯのテドロス事務局長は５日の記者会見で、くぎを刺した。

（中略）

「コロナはこれからも存在する。新たな変異株が感染者や死者の急増を引き起こすリスクはある」と強調。世界が危機的状況に直面すれば、緊急事態の再宣言も「ためらわない」と表明した。

2023.05.07　時事通信社

上記、太文字赤字にしたところ、どこかの国……というか日本、WHOより先駆けて、そんなことしちゃっていますけど。

また、最悪なことにTBSが「熱を出しても、予約もとらずに（事前連絡無しで）病院にいっちゃってOK～」みたいなことを報道したみたいですね。

ですが、SNSや、近隣の病院の様子を見ても、発熱外来のある所は今まで通り予約を取ったうえで来てくださいとなっています。また、発熱外来のないところでも、風邪症状（熱がなくても、のどが痛い・腹痛・鼻水等）の場合は受診を控えるようアナウンスを出している病院もあります。
風邪症状以外の時も病院内に入る時はとにかくマスク着用、とも。

さもないと、待合室とかを初めとして、院内クラスターがたやすく起きてしまいますからね……