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【ネタバレあり】『スパイ教室』16話の感想!

【ネタバレあり】『スパイ教室』16話の感想!


【注意】この記事にはネタバレが含まれます!!!

ごきげんよう、アニメが好きな同志諸君!
ライターの東雲あかりだゾ!

今回は2023年夏アニメの『スパイ教室』話を視聴した感想を書いたよ!

 

こんなかわいい面しているけど、怒らせたら一番怖い奴

 

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あらすじ


©竹町・トマリ/KADOKAWA/「スパイ教室」製作委員会

ティアたち選抜組の四人は、マティルダを国外に逃がすための作戦を開始する。クラウスとリリィも現地に到着。さらに想定外の強者も参戦し、事態は混迷を極める。

©竹町・トマリ/KADOKAWA/「スパイ教室」製作委員会

アネットの母であり、敵国のスパイでもあるマティルダの国外逃亡を手伝うことにしたティアたち。そんな中、クラウスたちが現場入りをする。

だが、スパイ捜査をしている陸軍が監視を強めて居た。さらには帝国の別のスパイが現れ、いよいよ混沌の様相に。

一体どーなっちゃうの?!?!?

 


全体の感想・解説など


©竹町・トマリ/KADOKAWA/「スパイ教室」製作委員会

いや~まさかまさかの展開だったね!

まず、マティルダがきな臭い存在だったのは明らかだったから分かっていたけど、アネットの記憶喪失の理由も、マティルダがアネットを畏怖し虐待していたからだったとは!

もっとも、悪人だと思っていたのが極悪人だったってだけだから、さほどびっくりはしないけどさ。

ただ、それ以上に驚いたのが、アネットマティルダに対して不信感を募らせていたことだよね!

マティルダがスパイだとバレた翌日に再開したアネットは、マティルダから血の臭いがしたことで、殺しをしたことを悟り、マティルダを敵と判断したみたいだね。

また、殺しの道具がティアたちが窃盗団から奪取してきた工具箱の道具あることから、折角のティアの恩を仇で返したと激昂までしているんだよね。

このことを理由に、マティルダの暗殺を企て、その遂行のためにあえてマティルダのことには気づいていないふりをして、さらには逃亡の手伝いをする振りをするとは、アネット怖すぎでしょwww

完璧なポーカーフェイスで敵はおろか味方も騙し、確実に目標を達成する。それはもうスパイの鑑なんよ!www

また、この一連の流れをモニカは気づいていたようだね!

結局、善人ぶって手助けてしていたティアが一番のあまちゃんであったってことやね。ま、本人が気づけた訳だから今後の成長に期待ということでwww

 

©竹町・トマリ/KADOKAWA/「スパイ教室」製作委員会

さて、テクニカルの領域で苦言を呈すと、この話全体としてマティルダの演出があまりにもあからさま過ぎたよね。

今回の話の肝はアネットの事だから、その部分でサプライズ(ここでは観客が予期しない衝撃のことを指す)をするのが目標ではあるんだけど、それ以外のところをあまりにも丁寧……いや、分かりやすく作り過ぎていて、全体的に展開が読め過ぎて退屈な展開だったよね。

あたし的には今回の話の表テーマは「ティアの葛藤」で、裏テーマは「アネット話」だと思うんだけど、表テーマである「ティアの葛藤」を上手く見せるなら、視聴者にもティアの葛藤に共感してもらった方が作品に没頭できたと思うんだよね。

そのためにはマティルダが善人なのか悪人なのかを最後まで揺らした方が、人間ドラマに深みがあったと思うんだけど、分かりやすくするために、マティルダがきな臭く、悪人であると早い段階から勘付かれるような演出を入れ過ぎていたから、ティアの行動が間違っていると視聴者は感じてしまい、ティアの行動に共感できず、以後の話に没頭できなかったと思うんだよね。

じゃ、最適解は一体何だったのかを考えると、マティルダがスパイを辞めようとしているのか、それとも騙しているのかを、最後まで視聴に分からせないように仕向け、最後の最後で演出から騙していたと視聴者が考察して理解できるような構成にするのが、あたしが出せるアンサーかなぁ~。

 

また、マティルダのいわゆるサイコパスキャラの演出が、申し訳ないけど下手としか言えないよね。

本来の意味でのサイコパスの意味だとしても、ネット上で言われるような利己的などの意味合いでのサイコパスだとしても、あんな無意味に目が泳いで気持ち悪い声で笑うこととは、なんら関係ないからね。

気持ち悪い表情や笑いなどはフィクションの世界では、度々利己的で狂気性を孕む人間という記号で用いられ、それが巷でのサイコパスの特徴と思われがちだけど、実際利己的な人間と狂気的な笑いには何の相関関係も因果関係もないからね。

だって、利己的な人間は必ず変な笑い方をするわけじゃないでしょ。

そもそも冷静に考えて、狂ったような笑い方やなどは狂気性を表現するための演出であって、利己的な人間の表現にはなり得ないからね。

これはアニメに限らず邦画の劇作品にも言えるんだけど、狂気性の表現と利己的な表現というのはきっちりと分けるべきなんだけど、こういうのをちゃんと考えていないで演出すると、混同してああいう表現になるんだよね。

そのことを踏まえてあのシーンを見ると、あのキノコ頭の白蜘蛛との会話の内容は利己的であるわけだから、わざわざ変顔なんかさせずに真顔や、能面のように顔色一つ買えないような表情の方が、「私にとって都合の悪い人間を消すことは何も問題ないでしょ?」って意味合いになって、視聴者はマティルダに対して利己的で冷徹な人間というイメージがついて、あの話に深みが付いたと思うんだよね。

 

そう考えると、アネットの方が元来の意味でのサイコパスっぽいし、不気味さの表現としては、中々良かったということになるのかな?

 


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※3 初回31日間無料(31日経過後は自動継続となり、その月から月額料金全額がかかります。)

※4 調査委託先:㈱マクロミル 調査期間:2023年1月4日~1月10日 調査手法:デスクトップリサーチ(2023年冬クールに地上波TV放映開始されたアニメ新番組のうち、 見放題動画配信サービスで最速日時で配信された作品数をカウント)

※5 地上波TV放送(BS放送・CS放送は除きます)よりも早く視聴できる作品、または、地上波TV放送後、他社が提供している国内の動画配信サービス(定額制・非定額制含む)よりも早く視聴できる作品。配信時期についての詳細はdアニメストアHP等よりご確認ください。

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