【会議中に計測してみた】zoom会議に必要なマシンスペック&ネット速度は?
【会議中に計測してみた】zoom会議に必要なマシンスペック&ネット速度は?
【会議中に計測してみた】zoom会議に必要なマシンスペック&ネット速度は?
zoom会議がサクサク行かない!
今ほんとうに多くの人が直面している問題です。実際zoom会議にはどれだけのマシンスペック・ネット速度が必要なのでしょうか?
そこで今日は、1対1の会話中、そして49名(1画面の最大表示数)での会議中にどれほどのマシンパワーとネット速度が食われているのか、タスクマネージャーを起動し実測します。
この記事でわかる数値は、次のパソコン選び、インターネット契約の変更を考えている方にお役立ていただけます。
結論から言うと
①CPUはできるだけ良いものを(Core i7 第10世代以上)
②メモリは16GBが安心(4GBはムリ)
③ネット速度はアップロード2MB・ダウンロード3MB以上必要
④グラボはintelで十分だった
という点がわかりました。
タスクマネージャーでは
・CPUの稼働具合
・メモリの稼働具合
・ディスクの稼働具合
・Wi-Fiの稼働具合
・GPU(グラフィックボード)の稼働具合
の5点を計測できます。以下の数値をご覧ください。
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(ちなみに今回使用したマシンのスペック)
パソコンモデル: msi Prestige 14 A10SC
CPU: Core i7-10710U(第10世代)6コア12スレッド
メモリ: 16GB
SSD: 512GB
GPU: Intel UHD Graphics & NVIDIA GeForce GTX 1650 with Max-Q Design
OS: Windows10 Home
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①1対1の会議の場合
1. CPUの稼働率: 18%~32%
まず最も重要なCPUの稼働率です。
Core i7第10世代なら、1対1のzoom会議は余裕だと言えるでしょう。(要するに2割~3割の力でこなせる作業)
これなら動画を再生してzoomの画面共有をするなど、PC上での他の作業の同時進行も余裕をもってこなすことができます。
参考として、話している相手が動いたり手を振ったりするなど、画面に変化が生じると稼働率も高くなります。ただ会議であればあまり大きく動いたりすることもないでしょう。
2. メモリの稼働率: 4.7GB
常駐しているウイルス対策ソフトなどにもよりますが、通常Windows 10Homeが動いているだけで4GBほどのメモリが食われます(これ重要)。1対1のzoom会議中では4.7GB、つまり常にzoomへ1GB弱のメモリが割かれているということがわかります。
なのでパソコンのメモリを選ぶ際は、
4GB→ Windows10を動かすのがやっと。メモリ使用率が常に100%に張り付くことになり、いつもCディスクを使うので処理がかなり遅くなる。
8GB→ なんとかお仕事になる。しかしzoom会議中に同時起動するソフトや常駐ソフトによっては危ないことも。
16GB→ 安心。
と言えます。
教訓: 4GBはやめよう
3. Cディスクの稼働率: ほぼゼロ
こちらは、今回の検証ではメモリに余裕があるおかげでほぼゼロでした。16GBメモリ最高。
4. Wi-Fiの稼働具合: アップロード0.5~1.5MB ダウンロード0.2~1.2MB
1対1の通話では、アップロード・ダウンロード共に2MBあればなんとかなるという結果でした。スマホの通信制限がかかった後の速度(ダウンロード1MBの会社が多い)では、快適なビデオ通話は恐らく難しいでしょう。
ちなみにGoogleで「ネット 速度」と検索するとインターネットスピードテストができますので、お使いの環境でどれほどのスピードが出ているのか計測してみてください。
計測結果によって「この回線は〇〇を処理できます」などの情報が得られます。
5. GPU(グラフィックボード)の稼働具合: intelのみ、2~5%
「ビデオ会議はグラフィック性能が問われるのでは?」という予想に反し、会議中GPUはほとんど動いていませんでした。 私はGeForce搭載のPCを購入したのですが、この面では不要でした。 GeForceは全く稼働していません。
zoomビデオ会議において重要なのは、GPUよりむしろCPU性能です。CPU性能が高ければ処理落ちしませんし、1画面あたり25人の表示限界を49人まで伸ばすこともできます。
②49人の会議の場合
今回の計測では、49人中約半数(20人強)がビデオをONにしているという状況でした。
1. CPUの稼働率: 25%~40%
やはり会議に参加している人の画面に動きや変化があると稼働率が上がります。第10世代のCorei7でも、会議のみで40%稼働する瞬間があると考えると、やはり良いCPUは必須だと感じます。
2. メモリの稼働具合: 4.8GB
1対1の時とほぼ同じです
3. ディスクの稼働具合: 0GB
やはり16GBメモリのおかげでゼロです
4. Wi-Fiの稼働具合: ダウンロード2.0MB~3.0MB アップロード0.3MB~1.0MB
アップロードの値が少し下がりました。人数が多いときは自分の表示画面が小さなタイルになるからだと考えられます。
5. GPUの稼働具合: intelのみ、10%~25%
さすがに1対1の時よりも多く稼働していますが、やはりGeForceは不要でした。
まとめ
①CPUはできるだけ良いものを(Core i7 第10世代以上)
②メモリは16GBが安心(4GBはムリ)
③ネット速度はアップロード2MB・ダウンロード3MB以上必要
④グラボはintelで十分だった
パソコンの買い替え・ネット契約の変更を考えている方に参考になれば幸いです。
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この記事を書いた人
ジャスティンのGIFアニメ(キーウィや動物のイラスト、GIFアニメを投稿中)
Twitter: https://twitter.com/Justin_ocarina
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