1968年1月6日「大相撲初場所の番付発表で、高見山が外国人力士として初めて入幕」

🕛 𝕋𝕚𝕞𝕖𝕋𝕣𝕒𝕧𝕖𝕝𝕖𝕣 @つよし /

2024/01/6 08:54 | 543 文字

1968年1月6日、大相撲の舞台で一つの新たな歴史が刻まれました。この日、大相撲初場所の番付発表において、アメリカ合衆国・ハワイ準州マウイ島の風光明媚な地で生まれ、高砂部屋に所属することとなる高見山大五郎が外国人力士として初めて入幕の栄誉に輝きました。

高見山は、本名を渡辺大五郎とし、米国籍時にはジェシー・ジェームス・ワイラニ・クハウルア（Jesse James Wailani Kuhaulua）と名乗っていました。その圧倒的な体躯、身長192cm、体重205kgは、相撲の舞台において異彩を放っていました。高見山の四股名は、初代高砂とも呼ばれ、後に優勝制度確立後初の優勝力士として知られる高見山酉之助を名乗りました。

愛称はジェシーとして親しまれ、興味深いことに、初土俵の場所では本名の「ジェシー」を名乗り、その後の活躍に繋がる一歩を踏み出しました。この歴史的瞬間は、大相撲において初めての外国人力士の入幕であり、相撲界における国際化の幕開けとも言えるものでした。

高見山の活躍はこの後も続き、翌年には関脇に昇進するなど、彼の存在は大相撲において新たな時代を築いていくこととなりました。その入幕の瞬間は、相撲の歴史に金字塔を打ち立てた瞬間であり、大相撲が新たな地平を切り拓く一石となりました。

#相撲

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