不妊治療・婦人科へ行くタイミング
不妊治療・婦人科へ行くタイミング
思うように妊娠出来ないと、不妊治療クリニックで診察や検査を受けようと考えると思います。
体外受精や顕微授精などの高度生殖医療を受ける場合、産婦人科ではなく不妊治療専門の婦人科を予約するのが一般的です。
では、何周期目のタイミングで専門クリニックを受診したほうが良いのでしょうか?
妊活を始めると、通院するタイミングが一番迷うと思います。
私は婦人科病院(不妊治療)へ行くタイミングを迷う方は、5周期~6周期目あたりから検討してみるとよいと思います。
なぜなら、5~6周期で妊娠しない場合何らかの不妊原因がある可能性があり、治療を始めるのであれば少しでも若いうちに始めたほうが良いからです。
しかし大抵のご夫婦は、
と、妊活しなくても欲しいと思えば子供はすぐに出来ると思っています。
私たち夫婦もそう思っていました。
しかし結婚して1年ほど経っても、子宝に恵まれる事はありませんでした。
それからタイミング法を始めましたが中々妊娠せず、その後約6年間にわたり高度生殖医療で不妊治療を受ける事になりました。
どの夫婦も、最初は不妊治療なんて自分たちには関係ないと思っていると思います。
しかし、不妊治療をしなければ子供を授かる事が出来ない夫婦もたくさんいます。
そして、その治療は想像を絶する過酷な道のりだという事を少しでも多くの方に知っていただき、理解して頂けると嬉しいです。
妊活・自分で始めれる事
- 基礎体温の計測、記録
- 体質改善
- 食事療法
- 夫婦で自己タイミングをとる
はじめての妊活、手軽に始められるらのはこのあたりですね!
基礎体温をアプリで管理する
妊活を始めたばかりの方からすれば、まずは基礎体温とは何?というところからだと思います。
基礎体温とは、生命維持に必要な最小限のエネルギーしか消費していない安静状態にあるときの体温のことです。
要するに寝ている間の体温の事です。
自分では測れないので、朝目覚めて活動する前に測ります。
(目覚めて体を起こす前に計測しなければなりません。)
では、基礎体温を計測すると何がわかるのでしょうか?
・排卵日の予測や有無、妊娠出来る体の状態かを知る事が出来ます。
※正常な排卵が行われている健康な女性だと、基礎体温は低温期と高温期の二相になり、それが一定のサイクルで繰り返されていきます。
子供が欲しいなら、排卵日にタイミングを合わせてセックスしないと妊娠は出来ません。
その為、基礎体温を計測する事で排卵しているか・いつ排卵しているかを予測し、妊娠できる体の状態かを知る必要があります。
- 睡眠時間が一定でない
- その日の体調
- 前日の飲酒
- 薬の服用
条件により体温に影響が出る事がありますので、正確に測りたいのであれば生活習慣自体を見直す必要があります。
正確に計測するには毎日少しずつ我慢しなければならない事があり、ストレスを感じます。
しかし、基礎体温の計測を始めないと排卵日の予測が出来ません。
私:夫は何も変わらない生活を続けているのは不公平だなぁ。
今までと変わらない自由な生活を送る夫見ると、とても腹が立ちました。
少しでもストレスを減らしたいのであれば、計測時間が短いタイプやアプリに転送出来るタイプの基礎体温計をお勧めします。
最近は、ルナルナアプリを共有出来るクリニックも増えています。
紙ベースの基礎体温表が不要になるので、便利なアプリです。
基礎体温がガタガタの原因
妊活を始め基礎体温を計測してみたら、ガタガタで驚いた!という方も多いのではないでしょうか?
私もその一人でした。
おおまかには高温期・低温期に分かれているのですが、
- 低温期の途中で突然高温になる
- 高温期が短い
- 思っていた生理周期と日数が違う
基礎体温を測っていくうちに、自分の基礎体温にこの3つの要素を発見しました。
この3つですが、実は原因があるのです。
低温期の途中で突然高温になる
私の主な原因は飲酒でした。
私はお酒が大好きで、毎日飲んでいました。
正確に計測したい方は、体温に影響しない程度に量を控えましょうね。
一日ビール一本程度なら、基礎体温計測には影響は無いようです。
飲酒以外にも、服薬やストレスで突発的に体温が上がる事もあるようです。
基礎体温表に同時に記入しておくと、病院に行った時説明出来るので便利です。
高温期が短い・生理周期が違う
通常生理周期は28日周期で、排卵は生理の14日目と言われています。
なかなか妊娠しない人は、生理周期が通常の周期と異なる可能性があります。
私は生理周期が他の方より長く31日周期です。
排卵が生理開始から17日目から19日目で、基礎体温表を見ると高温期が短く見えます。
クリニックの担当医からは、
と言われました。
病院へ行くと自分の正確な排卵日や生理周期を知る事ができ、的確なタイミングを指導してもらえます。
早く妊娠したい方は、5~6周期も待たずに早く通い始めるのが良いと思います。
体質改善
妊活の体質改善といえば鍼灸・ヨガ・ピラティス等様々ありますが、その目的は体内の血液の巡りを良くして冷えを取り、妊娠しやすい体を作るという事だと思います。
妊娠しやすい体を作るのに、冷えは最大の敵です。
- 冷たい食べ物・飲み物を避ける
- 足やお腹が冷えないようにレッグウォーマーや腹巻をする
- ルイボスティーを飲む
このような冷え対策は妊活の体質改善の基本中の基本です。
夏でもクーラーの冷たい風は要注意です!
妊活中の女性は、真夏でもレッグをウォーマー・腹巻・常温の飲み物を飲むと涙ぐましい努力をしています。
旦那さん達にも体質改善に繋がりますので、ぜひ一緒に取り組んで頂きたいです!
グルテンフリーやてんさい糖を選んで体質改善
体質改善をする為には、必然的に食事も改善していく必要があります。
冷え取りで体の外から温めるのと同時に、毎日摂取する食べ物で体の中から温めていきます。
血液の流れで栄養を体の隅々まで運ぶために、生野菜よりも温野菜を中心に食べる、あたたかい飲み物を飲むなどして体の内側から温めます。
根菜類・季節の旬の食べ物を食べ、体を冷やす食品添加物や白いお砂糖は出来るだけ避け、てんさい糖やきび糖を使用しましょう。
不妊治療クリニックに行く前にやってみた事
鍼灸に通う
鍼灸に通っていたのは不妊治療目的ではなかったのですが、結果的に妊活の手助けになったかなと思います。
東洋医学は効果に時間がかかると言われていますので、西洋医学による不妊治療を補完出来れば良いと考えて取り入れていました。
そこの鍼灸師の先生から、体を温めるのにより効果的な方法や食べ物を教えてもらい、毎日少しずつ出来る自然療法を取り入れていきました。
タイミング法で夫婦関係はギクシャク
基礎体温の次に取り組む妊活がタイミング法ですが、これが一番大変でした。
タイミング法は男性にはプレッシャー
妻の妊活の覚悟・知識=夫の妊活の覚悟・知識
そう思っていませんか?
「夫も自分で妊活について調べてくれているはず」と思っているのなら、妊活は失敗します。
私達が妊活を始め、最初の排卵日が近づいてきた頃、
もちろん今考えれば、夫が妻の生理周期など知っている訳がないとわかります。
しかし当時の私は、私に関心がある夫は私の生理周期も知っていると勘違いしていました。
排卵日が近づいても夫に動きはなく、何事もなかったかのように排卵日は過ぎ去っていきました。
そこで初めて夫はタイミング法はおろか、排卵日の存在すら知らないのだと分かりました。
努力し期待していたのは自分だけだったのです。
男女で妊娠への考え方・知識に大きな差があります。
その後何度も話し合い、ようやくタイミング法を理解してもらいました。
まとめ
基礎体温・体質改善・食事療法は自分だけで気軽に始められる妊活です。
まずは自分の排卵日を知り、タイミング法に挑戦してみるのが妊活の最初のステップです。
しかし、タイミングをとる事だけは夫婦で協力し合わなければ成り立ちません。
男性は思っているよりもずっと妊娠に対する知識が乏しいです。
1周期でも時間を無駄にしない為には、妊活を始めたらすぐにでもタイミング法の説明だけでもしておいたほうがよいかもしれませんね。
タイミング法を切りだすのが一番難しい!
夫の皆さん、妻から排卵日に誘うのはとってもハードルが高いです!
せめて誘われた時は応じてあげてくださいね・・・!!
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