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食べられるものを模索する日々

食べられるものを模索する日々


遅延型フードアレルギー検査結果について

前回は、原因不明の症状から、遅延型フードアレルギー検査を受けるに至ったことについてお話しました。
 
今回は、その検査結果と、その後の食生活について話してみたいと思います。
 
まず、検査結果ですが、乳製品と小麦や大麦などの麦の仲間、鶏卵、メロンや南国系フルーツ、玉ねぎ、サトウキビがアウトでした。
 
特に壊滅的だった乳製品と卵と小麦粉は、今までの原因不明の症状が出たときに接種していたものと一致しました。
 

IgG抗体は脾臓に蓄積される
 
アレルギー抗体は、最終的に脾臓にたまり、そこで分解されてなくなるまで6カ月かかるそうです。
 
最初にアナフィラキシーショックを起こしたエビやカニについては、長いこと避けていたので、数値を見る限り、食べても大丈夫そうだとのことでした。
ただ、この先も食べ続けて問題がないかというと、それはやはり慎重にしないといけないという見解でした。
 

何を食べて生きていけばいいの?

この検査結果をみたときに、これからいったい何を食べて生きていけばいいんだろうって思いました。
 
IgG抗体の中程度以上の食品は避けなくてはいけないとなると、本当にもうどうしたらいいだろうってなりました。
 
野菜とか肉、魚という素材レベルで見れば、いくらでも食べられるものはあるんですけど
 
まず、最初につまづくのは調味料なんです
 
一般的に濃い口しょうゆは、大豆50%、小麦50%ですが、白しょうゆは、大豆10%、小麦90%の割合で小麦が使われています。
お味噌にしても、麦みそは使えません。
 
ケチャップもマヨネーズも、ソースも
ぜ――――んぶ食べてはいけないものが入っているんです。
 
 
大好きなお蕎麦も、たいてい2割は小麦粉が入っているし
加工品には、たいてい卵や小麦粉、砂糖が入っているんです。
 
困るのが、白い砂糖という表記で、白かろうが、三温糖だろうが、黒砂糖だろうが、もとがサトウキビなら食べられないんです。
水あめだって、サトウキビからできてたら食べられないんです。
 
麦茶も飲めないし、大好きなビールも飲めません。
家族にアレルギー対応食を強要するわけにいかないので、2種類の食事をつくらなくてはいけません。
何もかもが面倒くさくて、
もう、何も食べなくていいやってやさぐれていたら、とても忙しいのにも関わらず、美味しい溜まり醤油や、赤みそを探して送ってきてくれました。
食べられそうなお菓子を時間をかけて探して、送ってきてくれる方もいて、かなり代用品があるということも分かりました。
 
 
みんなに心配をかけてばかりいないで、アレルギーなりに食べられるものを楽しもうという気持ちになりました。


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