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選挙に行ったって何も変わらないって本当?

選挙に行ったって何も変わらないって本当?


選挙に行ったって何も変わらないとしたり顔で言う人がいます。本当にそうでしょうか。

明石市の泉市長、初当選の時ははわずか69票差だった

明石市が住みやすい街として評判がいいというのは、ご存知の方も多いでしょう。そんな明石市へ生まれ変わらせた泉市長の初当選時の票差はご存知でしょうか。

実は「わずか69票差」でした。

※宮野氏は自民党推薦、経済界からも立候補を要請されていました

もしこの時、泉市長が落選していたら、今の明石市はなかったでしょう。(むしろもっと凋落していたでしょうね、今の日本の縮図のように)

 

選挙の「一票」って大事

自民党にとっての「大票田」は「選挙に行かない人たち」です。

冒頭のように「何も変わらない」なんてしたり顔で言ってくれる人が多ければ多いほど、自民党は大助かりです。選挙に行かないし、行っても自民党に入れてくれるから。勝ち馬を当てるゲームだ、「ほらな、やっぱり自民党だっただろ?」と、それだけのために。

でも、いくことで確実に変えられるものってあるんですよね。

一票差で当選なんてことも少なくありませんから。

市議(区議や町議等)に誰を送り込むのか。それだけでもかなり変わってきますから、ね。利権をむさぼるためのだけに仕事をしている人たちを止められる人。市民の意見に耳を傾けて、かなえようとしてくれる人が、あなたの街の議会にどれだけ送り込めるか。それで変わるのです。


30~60歳の人の方が、それ以上の年齢の人よりも多い

そうはいっても、個人的には、10代~20代前半の人が斜に構えるのはまだ仕方ないと思っています。10代は理由もなく心が荒れる時期でもありますし、20代前半も、初めて「会社というところで働いて」、そこで初めて愕然とする出来事に遭遇することもあったりしますから。

ですが、それ以降の年齢の人が「何も変わらない」っていうのって、本当にかっこ悪いと思うのですよ。変わらないんじゃなくて、変えられるようにしなきゃいけないんです。

それにあれですよ、「高齢者ガー」「選挙に行ったって何も変わらないよ」と言っている人って、ミドル世代に多いような気もしますが、人口でいったら、「高齢者世代」よりもそれ以下の世代の人の方が多いんですからね?

■総務省による、2021年10月1日時点における人口推計

高齢者は「65歳以上」とします(WHOの定義や、日本の高齢者白書に則ります)。

  • 65歳以上の人口:3,621万人
  • 30~64歳未満の人口:5,628万人


このように、例え20代の人が全員選挙権を捨ててしまったとしても、30代以上の人が踏ん張ればいいのでですよ。しかし、現実は世代が下がれば下がるほど、投票率も低下しているという。

私が「高齢者分断」「高齢者を悪者にする」のはお門違いだと思っているのは、こういう意味も含めています。(それに、高齢者が全員自民党に入れてきたわけでもありませんからね)


多くの人は「本当の悪(自民党政権やアメリカ)」を批判せずに、批判しやすいところを批判しています。だから自民党政権は安心して、閣議決定を出して独裁まっしぐらの政治を行えるのだということを、いい加減理解しなければいけないのではないでしょうか。

叩きやすいところを叩くのではありません。

 

おまけ:自民党が少ない自治体がどうなっているか

京都府大山崎町。
日本共産党が議席の3分の1を占めるという、全国的にも珍しい、共産党が第一党の町です。そしてこの大山崎町、実は全国的にも珍しく「発展」しているんですよね、明石市のように。
(大山崎町の人口増加率は全国9位!)

というのも、日本共産党のおかげで住民福祉が行き届くようになったからとのこと。

実際、その自治体の住民の要望に耳を傾け、現実(財源等)とも付き合わせて考えながら、それでも極力住民たちの幸せのために動いてくれている人が多いのは、やはり日本共産党のように思います。

私が住んでいる街の議会の採決内容を読んでもやはりそうですしね。

この辺り、この記事も是非読んでみてもらえたらと思います。そして、是非あなたの街の議会の採決の様子を調べてみてください。自民党の人が色々と「住民の要望を潰してきている」のもわかると思います。

統一地方選挙では誰を選んだらいい?選ぶときの考え方を1つ (topview.jp)

あとがき

権力者でもない私たちが、庶民同士で足を引っ張りあったりするのはもうやめましょうよ。

そして、いい加減に「日本の現実」と向き合い、元凶を政界の舞台から降ろすべきです。


何十年、自民党やマスコミに騙されたら気が済むのですか?それほどまでに私たちは幼稚で愚か者なのでしょうか。


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