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FIFAとスポンサーによるAIの使い道 女子サッカーの続きNo.3

FIFAとスポンサーによるAIの使い道 女子サッカーの続きNo.3


AIの活用で知られるメタバース企業のフューチャーヴァース(Futureverse)は、ブロックチェーンやAIなどのテクノロジーそのものを宣伝するかわりに、AIで生成した選手が互いに対戦するモバイルゲームをFIFAと共同で制作した。フューチャーヴァースの創業者であるシャラ・センダロフ氏は、この試みの狙いについて、「『試合前の試合』でAIやブロックチェーンのようなテクノロジーを主役に据えるよりも、コンテンツで技術をアピールしたかった」と述べている(大会終了の1週間前にセンダロフ氏が米DIGIDAYに語ったところによると、ゲームのダウンロード数は25万回を超えたという)。
 「Web2の時代は、Web2を『Web2』と呼ぶことさえしなかった」とセンダロフ氏は話す。「PFDが文書共有の標準となったときも、わざわざ自宅の屋根にのぼって『PDFで文書共有しているぞ』と叫んだりしなかった。なのになぜ、実際にはメタデータを指すこれらの言葉を、フォーマットか何かのように話すのだろうか」。
 FIFAもコンテンツモデレーション(投稿監視)にAIを活用した。FIFAは大会前からAIツールを駆使して各種のSNSプラットフォームを分析し、悪質な投稿をブロックして選手を保護する計画を立てていた(2022年のカタール大会でも、AIを活用して2000万件の投稿を分析し、2万件をブロックする一方、約300件を警察に通報した)。


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