失敗しないゴルフスイングの基礎知識
失敗しないゴルフスイングの基礎知識
ゴルフルールの次に覚えておくべきことは、スイングの基礎知識です。
ボールをカップまで飛ばすためには精いっぱいの力が必要ですが、それだけでなく決められたフォームを守ることも重要なのです。
力任せにボールを打ってしまうと、思った方向にボールが進まず、一打目からOBに入ってしまうケースがあります。
また、腕の力だけでスイングしてしまうと身体を痛めてしまう可能性があるので、スイングは身体全体を柔軟に使って行うことがポイントです。
一つのスイングには、これからご紹介する8つのルーティーンが決められています。
そのスイングの流れをマスターして、正しいルールでゴルフを楽しみましょう。
① アドレス
アドレスとは「ボールを打つ前にクラブを持って構えの姿勢になること」です。
この時のルールは、立った時の両足の真ん中にボールを置くこと。
脚は閉じてもOK ですが、肩幅くらいに開いて軽くヒザを曲げると体が安定するのでボールを打ちやすいようです。
そして身体の重心をやや前傾に保ちながら腕の力を抜き、ボールを打つことに集中しましょう。
② テイクバック
アドレスの次に「クラブを時計の9時方向に引き上げる」テイクバックという動作があります。
この時のポイントは、身体の重心はできるだけ変えずに腰・膝・肩の順番で体をひねっていくことを心掛けましょう。
集中するあまり肩に力が入ってしまいがちですが、スイングをする時はリラックスして気持ちを落ち着かせることがとても大切です。
③ バックスイング
テイクバックをした流れで、さらに身体をひねりクラブを後方へ上げていくことをバックスイングと言います。
スイングの中でも特に難易度が高いと言われているバックスイング。
手首のみを曲げるのではなく、身体にかかる負担を軽減するため上半身全体を大きくひねりましょう。
④ トップ
引き上げたクラブが一番高い位置にくることをトップと呼んでいます。
高さの目安として、クラブと左手が90度になっていれば最も綺麗なフォームになります。
両ヒジを曲げてしまいがちな体勢ですが、左のヒジは曲げずまっすぐ伸ばすことを意識しましょう。
右のヒジは徐々に曲げていき左肩が顎の下にきたら、クラブを振る準備が完了です。
⑤ ダウンスイング
トップの体勢からボールを打つためにクラブを振り下ろす動きがダウンスイングです。
トップの時にしっかりひねった身体を、ヒザ・腰・肩の順番で下半身から戻してあげる動作になります。
この時も手首のみ動かすのではなく、左半分に体重を乗せつつ左腕全体でクラブを払うイメージで行いましょう。
⑥ インパクト
いよいよ、クラブをボールに当てて打つインパクトです。
ただボールを叩くのではなく、ダウンスイングの勢いのままクラブを振りましょう。
この時の勢いがそのままボールを打つパワーになるので、脚や腰の動きをストップさせずに、この後のフォロースルーまで一気に振り抜くイメージで行います。
グリップ(クラブを持つ手元)が腰の高さにくるまで、顎はずっと引いているように意識しましょう。
⑦ フォロースルー
インパクトでボールを打った後に、クラブを振り抜くことをフォロースルーと言います。
フォロースルーの注意点は、当たったボールをそのまま持ち上げようとしないこと。
正しい位置にクラブが当たっていればその衝撃でボールは飛んでいくので、すぐに体勢を崩さないことに意識を切り替えましょう。
両腕がしっかり伸びていて右肩が顎の下にきていれば、フォロースルーの理想の体勢になります。
⑧ フィニッシュ
スイング最後のフィニッシュにも、ポイントがいくつかあります。
クラブを振り切った後は顔や胸、おへそを正面に向けたままキープしましょう。
慣れないゴルフだとつい身体がフラフラと動いてしまいがちですが、しっかりと重心を左足にかけてバランス良く立ちましょう。
背中をピンと張った状態だと、さらにゴルファーに相応しい美しいフィニッシュの姿勢になります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
できるだけ多くのルールを知っておくことで自分に有利なプレーができたり、周りとのコミュニケーションも更に増えること間違いないでしょう。
また、なめらかで自然なスイングを上達させるには、練習あるのみです。
是非参考にして、ルールの基礎知識を知ってこれから始めるゴルフを楽しくプレーしましょう。
アカウントを作成 して、もっと沢山の記事を読みませんか?
この記事にコメントをしてみませんか?