〇年齢は非公表！

「あずき きなこ」は年齢非公表です。

具体的な年齢があると
読者がそこを基準に考えがちになり、

「自分年齢で生きる」という考え方を広めることの
さまたげになるのではないか、

と考えたからです。

それでも、日常生活のエピソードや、言葉の言い回し、
音声配信での声の感じなどで

だいたいこのくらいの世代の人なのかなということは
お分かりいただけるのではないかと思います。

初期の音声配信のオープニングは

「人生１００年時代の折り返し地点で、絶賛迷走中！」

と言ってましたから
この辺がヒントになるのではと思います。

 〇本当の意味で自由になれる世代

わたしと同世代の人は
実はこれからが本当の意味で自由を手に入れることができるのではないか。
と考えました。

『若さ』や『女性であること』が最優先の考え方から

『自分であること』の優先順位があがり、
やがて追い抜いていく…。

その瞬間から
まるで憑き物がとれたかのように
こころもカラダも軽くなっていくのです。

〇黒歴史を発表するよ！

「このまま終わりたくない」
「なんとか、もうひとはな咲かせられないか」

急に焦り出し、妙な欲望にかられたのは４０代後半。

「人間力」をあげたほうがいいのは
薄々わかっていたのに、

手っ取り早く結果が出て簡単な、
「女子力」のほうにいっちゃったんですよね(笑)

「若さ」や「美容」に執着し、
お金も時間も費やしました。

「顔のたるみ補正テープ」
「バストアップサプリ」
「ひざの黒ずみ用の石鹸」
「手のしわが消えるハンドクリーム」

「この人はいったい何がしたいんだろう…」

「どこを目指しているんだろう…」

まわりの冷めた視線はどこ吹く風。
イタい人の悪あがきは、とどまることを知らない。

でもそのうち

やりたいことが見つかり、取り組むうちに、

「自分が女性であること」よりも
「自分が自分であること」のほうが

大事だなって思ったんです。

優先順位のランキングが入れ替わった瞬間です。

これは

「女を捨てる」とか
「女性であることを あきらめる」とかではなく、

そういう感覚よりも、

「ああ、もういいんだな…」と。

がんばってた自分を認めてあげた、というか。

いままでの自分を赦してあげた、というか。

素直にそう受け入れることが できたのです。

「もういいんだな」

「これ以上、やらなくてもいいよ」

見た目が若いころより劣化したとしても

「それでもいいんだよ」「だいじょうぶだよ」

「若さ」と「美」で競い合うステージから降りよう…

（っていうか、とっくの昔に若さは失ってたし、
美はもともと持ち合わせてなかったんだけどね…）

散々あがいてみっともない姿をさらした挙句に

やっとたどり着いた境地…。

〇『胴体着陸』より『ソフトランディング』

「若さ」にしがみつくのをやめよう！

「女性」である自分を手放そう！

そんなことは言いません！！(笑)

それができないから悩んでいるんですから。

あえて言う！

「徹底的にあがいて、あがいて、あがきまくれ！」

「みっともない姿、上等！」

今現在、
「絶賛悪あがき中だ」というあなた！

中途半端にやるくらいなら、徹底的にやろう！

気が済むまで、思う存分やり切ろう！

「あきらめなきゃ」「捨てないと」

「考え方を変えないと」

無理やりそう言い聞かせて
表面上は理解できてるつもりでも

優先順位が切り替わる瞬間を感じられないと
かえって　こじらして長引きます。

変な時期にまたぶり返します！

あるべき場所に、きちんとたどり着くために…。

強引に着陸する「胴体着陸」より、
「ソフトランディング」のほうがいいですよね。

まわりからの

「みっともないよ」「なにがしたいの」という声を

振り切って(笑)

本当の意味で自由になるのは
自分が女性であることに しがみつかなくなってから。

 
わたしもだいぶ落ち着いてきたとはいえ、
まだまだ『悪あがき中』です。（笑）

あがいて、あがいて、あがきまくった挙句、

本当の意味での自由を手に入れていきましょうね！

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