コンテンツとカレーライスの熟成について。寝かせることの重要性のお話
コンテンツとカレーライスの熟成について。寝かせることの重要性のお話
コンテンツの質を上げるために「寝かせること」は、かなり重要なことやと思う。
つまり一度に100%コンテンツを完成させてしまうよりも、その場で書き終えたものを、数日経ってから世に出す方がいいだろうということ。
これは、コンテンツのボリュームが多いか少ないか、はたまた有料なのか無料なのかによって話は変わってくるけど、長編のnoteなどを書いている時は間違いなく数日に分けて書いた方が、クオリティの高いものが完成した。
これはカレーライスと同じで熟成されることにより、その時には見えなかった視点やフレーズなどが浮かんできて、より良いものができたんやと思う。もちろんカレーライスのように、具材から旨味が出てきて「コク」が増えるわけではないけど、視点の追加やユニークなフレーズは、結局「文章の味わいとか深さ」に関わってくることやから、僕は似たようなものだと解釈している。
今書いている1000文字~2000文字くらいの文章であれば、何かアイディアを思いついたと同時に手を動かしていくだけでも、勢いがあるから全然言語化できる。やけど量が多くなりそうな時は、試行回数も増えて負荷も大きくなるから、アイディアが枯渇した状態で書いてもその時のクオリティを超えられへんのよね。
「なんとかして繋げよう、なんとかして文字数を増やそう」
とするから、そこには良いエネルギーが発生してなくて、惰性的な態度で向き合っていることになる。
こうした負の状態で生み出されたものは、読者が読んでいても何か引っ掛かるところがあるだろう。
「この人はおそらく惰性で書いているな」とか、「自分の意見ではなく、そのままどっかから引用してきたんだろうな」という感じで。
語尾とかフレーズもありふれたものばかりになってしまって、読んでてスッと入ってこない。そういう状態になったらすぐパソコンやスマホを閉じて、そのコンテンツからは離れた方がいいと僕は思っている。
そして時間をかけて熟成し、また別の日に脳内がクリアな状態でコンテンツと向き合う。
これが、読者やそのコンテンツに対する1つの礼儀なんじゃないかなあと。誰も美味しくないカレーライスは食べたくないし、面白くない文章を読みたくはならない。適当に作ったものをパッと出しても、満足度は上がらないしね。
そんなことを書いてたらカレーライスが食べたくなってきたから、今日はこの辺で。ではまた。
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【世界と世界を繋ぐ人】就活を辞めて文章で色々なものを『繋げる』旅へと出発。|情報発信のフィールドに、様々な異世界から要素を持ち寄る『交流』を行い、唯一無二コンテンツを量産。視点の鍛え方、オリジナルコンテンツの作り方などを発信。0→1の先へ進みたい方はこちら→http://bit.ly/3KsVaWf
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