#22 部活動の自己PRについて

#22 部活動の自己PRについて

れお /

2022/07/11 21:00 | 1619 文字

就職活動での自己PR。

そんな時によく聞くのは
学生時代の部活動でのエピソードでした。

特に運動部に所属している学生からは、

大会で活躍し、全国大会〇位でした
活動を通して忍耐力や根性がつきました
メンバーと一致団結して目標を達成しました

こんな話を聞きました。

このように、部活動のエピソードは

就職活動を始め、さまざまな場面で
アピールポイントとして話せますよね。

ですが、このままのアピール方法は
これからは通用しない、

と危機感を感じている人もいます。

今回は、運動部の自己PRについて

相談を受けた話をします。

１．運動は記憶力、判断力を上げる

そもそも運動には、

不安を軽減させ、やる気を向上させる効果

があると言われています。

実際に、運動によって、
集中力、記憶力が上がることが分かっており

その根拠もあるものとされています。

また、
運動は精神面にもよい効果をもたらすと言われています。

例えば、

・ペダリング

・ランニング

のように、適度に心拍数を上げる運動を

週に2～3回すればいいんです。

ですので、
日ごろから身体を動かしている学生は

判断力や記憶力を高めて

不安を軽減した状態で取り組む

ことが習慣化できているかもしれません。

これだけでも、運動をしている人と
いうだけでプラスイメージをもってもらえそうですよね。

２．体育会系所属の学生が感じている強み

部活動そのものだけでなく、
熱心に取り組むことにより

様々な相乗効果も期待できますよね。

例えば、部活動で身についた強みを尋ねると、

・礼儀・挨拶

・コミュニケーション能力

・上下関係の理解

など、様々な強みがあがっていました。

社会人として礼儀正しい人は
それだけでいいイメージが持てますし、

規律を重んじるという考え方も大切ですよね。

コミュニケーション能力は、

社会に出る上で必要不可欠な力として
アピールできます。

ですが、もし
アピールするポイントをここだけにすると、

少しアピール不足かもしれません。

なぜなら、今社会で求められている力は

これまでと変わりつつあるからです。

３．今の社会で求められる力

今、社会で求められる能力は、

・自ら課題を発見し、実行する力

・現状を分析する力

のように、

より自主性が必要だと言われるように
なってきました。

これまでは、運動部と聞くと

・根性や忍耐力がある

・礼儀正しく言われたことを全うする

というイメージを持たれ、好印象を持たれていましたが、

これからはそれ以上に重視される力があるので、
アピールの仕方を変えたほうが良さそうですね。

４．アピールポイントの伝え方を変える

ですが、忘れないでほしいことがあります。

それは、
運動部で培ってきた経験は

かけがえのない、大切なものだということ。

アピールの仕方を変えれば素敵な強みになります。

例えば、

・現状分析や課題を発見してきた経験

・すぐに実践して試行錯誤してきた経験

は、多くの方が持っているのではないでしょうか。

コミュニケーション能力があることだけを伝えるのではなく、
上記のような経験も合わせて話すだけで、
相手の印象は大きく変わります。

大切な仲間と苦楽を共にして、
大きく成長できた経験。

それはあなたにとって、
とてもかけがえのない、大切なものです。

部活動やスポーツをしていたという実績だけでなく、

そこで何を学び、どのような力を身につけたかを

今の会社で必要とされていることに合わせてアレンジすれば
素敵な自己PRになります。

これは就職活動だけの話ではありません。

仕事でもそのまま使える考え方だと思いますので、

よければ試してみてくださいね。