使い捨てカイロはどう処分するのが正解?再利用方法もご紹介!
使い捨てカイロはどう処分するのが正解?再利用方法もご紹介!
使い捨てカイロとは?
寒い季節の外出時にあると心強い「使い捨てカイロ」。使い捨てカイロの中身には「鉄粉・水・活性炭・バーミキュライト・塩類」が配合されており、化学反応をすることで熱を発生させています。
一般的に12〜20時間程度温もりが持続しますが、徐々に温かさも緩やかになっていきます。使用後のカイロは酸化鉄となり、繰り返し使うことはできません。
処分方法は自治体によって異なる
数時間とはいえ熱が発生する仕組みであるため、カイロの正しい処分方法が気になるという方は多いのではないでしょうか。カイロの処分方法は、「自治体によって異なる」ので、お住いの自治体の区分を
確認しましょう。具体的には「燃えるゴミ」に出せる自治体がある一方で「不燃物」として扱う自治体があるということです。ゴミに関する冊子等で確認できない場合は直接問い合わせをしてみてください。
使い捨てカイロを捨てる際の注意点
使い捨てカイロを捨てる際は、完全に冷えた状態になったことを必ず確認しましょう。カイロの取扱説明書を見てみると「密閉空間で使用を続けると必要以上に発熱が起こり、火事につながる恐れがある」という
旨の注意書きがあります。カイロが発火する可能性は極めて低いものの、温もりが残っている状態で捨てるよりも冷えてからゴミ箱に捨てるとより安心です。
使い捨てカイロの活用方法
次に、使用済みの使い捨てカイロの活用方法をご紹介します。カイロの消費が多いご家庭だとゴミの量も増えてしまうので、活用していきたいと考えている方はチェックしてみてください。
【除湿剤として使う】
使い捨てカイロは空気中の水分を取り込んで吸収する働きがあるため、除湿剤の役割をしてくれます。押し入れやシューズクローゼットなど湿気がこもりがちな場所に入れておけば、
空気中の湿気を吸収してくれます。
【消臭剤として使う】
使い捨てカイロに含まれる活性炭には消臭効果があります。使用後のカイロを靴の中にそのまま入れておくだけなので、とても手軽です。あくまで使用後のカイロなので市販の消臭剤には劣りますが、
ただ捨てるよりも何かに活用したいという方におすすめの方法です。
【肥料として使う】
カイロの中には、バーミキュライトが含まれているので、肥料として利用されることもあるようです。ただし、カイロには塩も含まれているので、作物の生長を妨げることがあります。使用する際は、
カイロの中身を一度ろ過をして塩を取り除いてから使用すると作物の生長を妨げにくくなります。
いかがでしたか?使い捨てカイロを捨てる際は、自治体ごとに定められた区分で処分するようにしましょう。また、使用後の使い捨てカイロを活用したいという方は、ご紹介した方法をぜひ試してみてください!
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