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元塾講師が教える 勉強の効果が出るのは3ヶ月後

元塾講師が教える 勉強の効果が出るのは3ヶ月後


勉強の真の成果は3か月後に出る

塾に通い始めてひと月やそこらでやめる人がいます。
「先生と合わない」「授業がわかりにくい」「結果が出ない」
などが主な理由です。確かにそういうこともあるでしょう。
そういう生徒は、次々と塾を変えていき、いずれも同じような理由で短期でやめます。

塾というのは単なるきっかけに過ぎません。
授業や宿題以外でも、自分なりに勉強して、それを続けて初めて成績が向上します。

では、なぜ短期間でやめてしまうのでしょうか。
それは、勉強で成功した体験がないからです。

今まで勉強してこなかったのだから、そもそも基礎ができていません。
そこから叩き直し、土台を構築して、やっと今の学習内容に到達するのに3ヶ月はかかります。

最初の成果が出てから伸びない

3ヶ月頑張って成績が伸びました!
という結果を手にした生徒達でも、その後伸び悩むことが多いです。

なぜか?理由は単純です。
0を50にするのは簡単なのです。
50を80にするのは倍の努力が必要だからです。
そこからは茨の道です。

最初にどかんと伸びたからと言って、その後も同じ伸び率で点数が伸びるものではありません。
確かに学校の定期テストならば100点を採れる可能性はあります。
しかし、実力テストや模試、入試では、そうはいきません。
これらのテストは、差がつくように作られているわけですから、100点はそうそう取れません。

伸び悩みとはそういうことです。

保護者が見るべきはプロセス

保護者は結果だけにに着目しがちです。
例えば「前は20点伸びたのに、今回は10点しか伸びていない」と。

そりゃそうですよ。
点数には天井があって、そこにに近付くほど伸びなくなるのだから。

だから保護者は「この段階からでも10点も伸びた!」と言ってあげてほしいのです。
そして、結果よりも「どうやって伸ばしたの?」とプロセスを聞いてあげてください。
子供はプロセスを認めてほしいのです。

もし結果が伴っていないのであれば、なぜそうなったのか、どういうプロセスだったのか、
何が悪かったのか、どうすればよかったのかを一緒に考えてあげてください。


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元塾講師です。大阪や奈良の進学塾で講師をしていました。塾の裏側、受験対策、効率的・効果的な勉強方法など、受験生や保護者の方々のお役に立つ記事を書いていきます。

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