【要約】長村教授の正しい添加物講義
【要約】長村教授の正しい添加物講義
◼︎ なぜこの本が生まれたのか?
今の日本の社会では
『無添加』表示が
なぜか安全を宣言する
重要な単語になっている🧐
国民医療費が40兆円を超え
高齢社会が進展し続ける日本において
添加物を排除することは、
健康、経済、環境に
大きな損害を与えている🙅♀️
本当に大事なことは
無添加の徹底ではなく、
『何をどのように、どれだけ食べるか』
食生活の在り方を
フラットに考え直すための一冊。
◼︎ 添加物をもしなくしたら…
無添加食品こそ安全な食品である
と信じていると
最悪の場合死ぬかもしれない、、
たしかに近年の日本では
衛生管理と
食品製造加工技術の進歩により
雑菌の混入や油脂と酸素の接触防止を
実現する高い技術力がある。
すなわち、
多くの食品において
大腸菌やマイコトキシン(カビの毒素)、
過酸化脂質による食中毒の心配をせずに
食べることができる☝️
しかし、
3日前に焼いた卵焼きが
そのまま机に置かれていたら、
空腹だろうと口にするだろうか。
見た目や味に変化がなくとも
菌が繁殖している場合もある…
このように人が感知できない
菌の繁殖を防ぐ手段として
添加物を入れ、菌の繁殖を抑え、
食の安全を守ってきた。
そして、
食品の保存期限を長くすることは
金に物を言わせ、
食糧を無駄に廃棄することをも防いでいる。
消費者の無添加安全思想により、
食料問題や地球環境の破壊、
そして
『食中毒を発生させてはならない』
という食品製造者の使命さえも
放棄せざるを得ない状況を
引き起こしてしまっている。。
◼︎ 安全を判断する重要な概念
「本当に添加物が少量入っていることは
全く問題がないのか?」
著者いわく
全く問題ないと言い切っている。
食品の安全・非安全には
『量の概念』が絡むからだ☝️
量の概念を理解する上で
知っておきたいことは次の3つ✅
①添加物に限らず
食品には本質的に危険をはらんでいる。
畜肉、魚肉などのタンパク質を
軽い焦げ目がつく程度に加熱すると
Trp-p-1、Trp-p-2、Glu-p-1、Glu-p-2
といった発がん性物質が生成される。
しかし、はっきりしていることは、
少し焦げた魚や肉を少々食べたくらいでは
発がんしない。
②ぼくらのからだには
天然・非天然に関係なく、
化学物質を一定量までは
分解して排泄する能力(酵素)がある。
例えばアルコールも
多くの人のからだに酵素が存在するため、
極少量の飲酒で酔っぱらったりしない。
③添加物にはたしかに
発がん性などを持つものも存在するが、
食品に使用する場合の
基準値の決め方は、
健康障害を引き起こさずに
許容できる最大量の
100分の1以下とされている。
◼︎さいごに
肌トラブルを解決したいなら
スキンケア 3割
インナーケア7割
つまり体内ケアの方が重要☝️
そして、
ぼくらのからだは
普段口にする食べ物で
できているから
添加物と聞くと
まるでゴキブリのように
無条件で悪者🦹♀️と思われがち。
世の中にはこのような
添加物を拒絶する
消費者心理を利用して、
『ある添加物は含まれていない』
という意味で
無添加表示をする企業も存在する…
食生活は自分だけの問題ではない。
からだがまだできていないお子さんや
歳を重ねた家族など大事な人にさえ
関わること。
世の中に振り回されないよう、
守るための知識は備えたい✊
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