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ネガティブのススメ

ネガティブのススメ


ネガティブよりポジティブで!?


ポジティブにいこう!

ポジティブこそが人生を豊かにする!

ポジティブ思考で!

よく耳にします。  

確かにポジティブ思考には、物事を前向きに考えられたり、明るい気持ちで過ごせたり、モチベーションが高まったりとよいことが多いですね。

 

それにポジティブな人は笑顔で充実しているように見えます。

 

だから、ポジティブでいる方がいいんだ。

暗い顔してちゃダメ。

不安やモヤモヤを抱えてネガティブになってるなんて、いけないこと。

いつでもポジティブに輝いているべきだ。

 

と、考えるのはちょっと違うんです。



ネガティブな感情が2/3

実は、人が当たり前に繰り返し感じる感情の約2/3はネガティブなものだと言われます。

 

どうでしょう。

個人差、感じ方の大小はあるとしても、日常的に浮かんでくる、感じている感情の半分以上は、不安や心配、悲しみ、怒り、嫌悪などのネガティブな感情ではないでしょうか。

 

つまり、ネガティブな感情はあるのが自然なことなんですね。

 

ネガティブな感情はあっていいんです。

ゼロにしなくていいんです。

ポジティブな感情だけなのは逆に不自然なんですね。

 

輝いているように見えるポジティブ思考の人たちもネガティブな感情は感じています。

ただ、その付き合い方や処理の仕方が上手なのかもしれませんね。

 

そして、感情にいいも悪いもありません。
ポジティブなものもネガティブなものも、どれも大事な自分の感情なんです。


ありのまま認めて


ネガティブな感情はあるのが自然なこと。

 

無理にポジティブにならなくていいんです。

無理すると心も疲れちゃいます。

ネガティブな感情のある、ありのままの自分を責めるのではなく、受け止めて認めてあげたいですね。


ネガティブな感情は、消し去ったり抵抗したりせずに、そこにあることを認めてそっとしておいて。

 

消したくなったり、向き合いすぎてしまったりするようなら、ネガティブな感情がじっと固まってしまうのではなく、流れて動いていけるように、深呼吸をして心のスペースを広げてあげてみてください。

 

心にゆとりのスペースをつくってそっとしておきます。

集中したいのは、自分の人生を充実させる価値ある行動に、です。

肩の力を抜いて一歩一歩いきましょう。

「今ここ」大切に☘️


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【今ここ大切に☘️心を軽くしなやかに】
あなたの心に寄り添う隣の席のカウンセラー・公認心理師|元教師(教師歴23年)|しなやかマインドのヒントをお届け|
共著に『アドラー心理学を活かした学級づくり』(学事出版)『信頼感で子どもとつながる学級づくり』等(明治図書)|

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