心の健康
心の健康
いつでも不安や心配が消えず、鬱っぽく気分の落ち込みがあって、自分はいつも心が不健康な気がする。
仕事が思うようにいかない、人間関係がうまくいかない、そしてコロナ禍の影響もあってそんな状態の人もいるかもしれませんね。
でも、全開に気分がいいという時って以外と少ないんです。どうですか?
記念日やイベントまたは抽選に当たった、プロポーズが成功✨なんて時は気分は最高ですが、それは長く続きません。
一方で仕事は週に何日もあり、人間関係では家族にはじまり多くの人と関わって生活してます。そこにはストレスも少なくありません。つまり、常にストレスを感じる状況にあり、不安や心配、緊張感、焦燥感は隣り合わせなのです。
したがって、生活に支障のないレベルの心配や不安がある心の状態は普通のことであり、心は健康だといってよいのです。
だから、心配や不安を無理矢理にごまかしたり消そうとするのではなく、そこにあることを認めつつ、うまく付き合っていくことが大切なんですね。
ネガティブな感情が自分の中で大きくなってきたら、その気持ちを「そこにいるんだね」と認めてあげる。自分は不安だ、気分が落ち込んでいる、と感情と自分を一体化させないで、「私は自分が不安な気持ちでいると考えている」「私は自分が気分が落ち込んでいると考えている」と分離してあげるとよいのです。これは認知行動療法の1つであるACTの手法のエッセンスです。
感情の存在を認め、感情と自分を分離したら、深呼吸や軽い運動に集中してみると、ネガティブな感情は気づいてみると背景のように意識の表舞台から引っ込んでくれます。是非やってみてください。
心配や不安があっても心は健康なんだな、と考え方を変えるだけでも少し心が軽くなるかもしれませんね。
健康な心で、たくさんあるのに見逃している身の回りのポジティブな出来事に注目していきたいですね。
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【今ここ大切に☘️心を軽くしなやかに】
あなたの心に寄り添う隣の席のカウンセラー・公認心理師|元教師(教師歴23年)|しなやかマインドのヒントをお届け|
共著に『アドラー心理学を活かした学級づくり』(学事出版)『信頼感で子どもとつながる学級づくり』等(明治図書)|
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